「チェストツリー?チェストベリー?どうして呼び方が違うの?何が違うの?」と質問いただくことが多いハーブです。
西洋ハーブの「チェストツリー」と言う植物の実が「チェストベリー」です。
ヨーロッパでは古く紀元前400年ごろから、女性特有の悩みに効果があると言われ愛飲されている「チェストベリー」。
日本では花の鑑賞用で知られるハーブでした。

5月頃から咲く小さな紫の可愛い花を見れば納得ですね。和名は「セイヨウニンジンボク(西洋ニンジンボク)」。 南ヨーロッパから中央アジアを原産とするクマツヅラ科の植物です。日本には明治中期に渡ってきました。実のハーブティーを飲用したことのある方ならご存じの独特の香りは花からも香ります。というか、葉っぱも茎もこの香りがします。香りの所為か観賞用でもマイナーで地味なハーブでした。

そんな「チェストベリー」にとって革命といえる出来事が1999年にあり瞬く間に知名度UP! その出来事とは当時高視聴率だった全国ネットの裏技番組で実のティが母乳に良いと紹介されたこと。 この放送で日本全国津々浦々、一気に知れ渡り母乳育児ママの間で爆発的な人気となりました。 番組での放送時に和名である「セイヨウニンジンボク(西洋ニンジンボク)」という名称で紹介された為、 弊社でも和名の表記で販売しておりました。

現在ではハーブティーの書籍にも掲載される程の知名度となりましたが、名称が「チェストベリー」と書かれる事が多くなってきましたので 弊社でも2009年5月末よりチェストベリーの名称にて販売することに致しました。

まだまだ名称は色々ありまして、「チェストツリー」「チェストツリーベリー」や学名の「ヴィテックス」「バイテックス」とも言います。 「ヴィテックス」「バイテックス」という名称はバストアップサプリでご覧になったことがありませんか?
どうしてバストアップサプリに?というのは、黄体ホルモンとエストロゲンなど女性ホルモンの バランスをサポートする働きがあるとされるから。 生理時に感じるイライラや痛みを和らげたり、更年期のサポートが期待されるサプリなどにも配合されているようです。

 

以上、チェストベリー?チェストツリー?セイヨウニンジンボク?でした。