こんにちは!店長の服部です。

「たんぽぽ茶とたんぽぽコーヒーって何が違うんですか?」

催事などでお客様とお話ししていると、今まで漠然と感じていた疑問を思い出して「ちょっと教えて欲しいんです」とご質問頂くことがあります。

HPやハーブガーデンショップの実店舗にいらっしゃるお客様はすでに目的のハーブティーが決まっていることが多いのですが、催事の場合には試飲を勧められて初めてハーブティーを飲んだという方も大勢いらっしゃいます。

こんな、「ちょっと教えて欲しい」シリーズも面白いかと思って色々書いてみようかと思います。

今回は「たんぽぽ茶とたんぽぽコーヒーって何が違うんですか?」

それは、製造元が付けた名前の違いです。たんぽぽ茶たんぽぽコーヒーも同じ物です。

基本は「たんぽぽの根っこを焙煎して粉にした物を抽出して飲むハーブティーのこと」でメーカーによってはたんぽぽの根以外にチコリなど大麦など別のハーブもブレンドされてたりと多少の違いがありますが、ほぼ「同じ物」です。元々コーヒーの代用品として作られたので名称としてたんぽぽコーヒーと呼ぶのが一般的です。

>>服部店長のなるほど!コラム 「たんぽぽがコーヒー?ってどういう事?」もぜひ

たんぽぽの根が原料ですので、「コーヒー」と呼んでも普通のコーヒーとは味が違いますが、たんぽぽコーヒーならではのかすかな甘みと香りを楽しめます。そして、コーヒーと違いカフェインが含まれていませんので、寝る前に飲んでも安心です。

たんぽぽコーヒーと名前を付ける場合は、「コーヒー」のイメージからコクや深みを味わって欲しい商品だと推測できますね。たんぽぽ茶と言う名称付ける意味考えると、水分補給のような感覚で飲む感じで手軽に飲んで欲しい感じでしょうか。商品形態も1回分ずつ個包装になって、ハーブの内容量も少なくて薄めに出る浅煎りぽいです。と言うのも焙煎して作られた商品ですので多ければ苦みが深くなるし、少しならちょっと濃いめの麦茶みたいな風味の飲み物になるからです。

ちなみにたんぽぽ茶たんぽぽコーヒーもインスタントコーヒーのように溶かして飲むものではありません。レギュラーコーヒーのように湯を注いで抽出して飲用します。

ドリップコーヒーのように紙フィルターに入れてお湯を通す抽出方法もOKというか、メーカーが抽出方法としてパッケージにも書いてあるのですが、お茶パックにティーメジャースプーン1杯(約2g~3g)入れればカップ一杯分しっかり出ます。

お茶パックでたんぽぽコーヒー

 

 

ハーブガーデンショップでもたんぽぽコーヒーたんぽぽの根っこ茶という2種類を販売しています。このたんぽぽコーヒーはサイズが150gと500gのお徳用があります。内容量の違いだけで製造元も中身も全く同じものなのですが500gは「ダンデリオンロースト」と名称が違います。

150gは「たんぽぽコーヒー」のパッケージ。

たんぽぽ茶たんぽぽコーヒーの話をしていたのに新たにダンデリオンロースト

まぁコレは名称を英語で言っただけでダンデリオンがたんぽぽ、ローストが焙煎ってことです。ちなみに形状のパウダーを付けてダンデリオン ロースト パウダーと呼ぶこともあります。

ハーブガーデンショップでは、2000年から「たんぽぽコーヒー」は販売しています。粉が袋にそのまま入ったタイプなので、手軽なティーバッグタイプのご要望が多く寄せられていました。アレコレいろんな会社の製品をかなり吟味して2014年から「たんぽぽの根っこ茶」の取り扱いを開始いたしました。でもコストパフォーマンスを考えたら断然「たんぽぽコーヒー」に軍配が上がります。

「たんぽぽコーヒー」は漢方薬や民間薬などの生薬原料を昭和24年より取り扱っている老舗の栃本天海堂の商品です。品質が良くとても美味しいです。「たんぽぽの根っこ茶」は日本緑茶センターの商品です。

手軽に始めるなら「たんぽぽの根っこ茶」、ずっと愛飲していくor健康目的でということなら「たんぽぽコーヒー」をオススメいたします。

たんぽぽの根 100%の健康茶です。ノンカフェイン

 

たんぽぽの根っこを香ばしく焙煎した美味しいティノンカフェインだからおやすみ前にも安心。

冷え性の改善や母乳の出がよくなると昔から愛飲されているたんぽぽの根100%原料のたんぽぽコーヒー。たんぽぽコーヒーの口コミも頂いています!

以上、たんぽぽ茶 たんぽぽコーヒーの 違いって?でした。