こんにちは。店長の服部です。

本や通販サイトなどでハーブティーの事を知って
興味を持ったときに「庭に有る!摘んで飲んでみよう」と思わないで下さい。

多くの園芸用の植物は観賞用であり飲用出来ない種類が多いです。

また、園芸用とハーブティー用が同じ名前で呼ばれているのに
種類が違う(学名が違う)事も多々あります。

例えばハイビスカス
思い浮かべる花はハワイや沖縄のイメージによく使われる
赤くて大きな花ですよね?
でもハーブティーとして飲用するハイビスカスは白い花で
ローゼルと呼ばれる植物の萼(ガク)の部分です。
ややこしい事に、この萼の部分が赤いので更に混乱させてしまう原因となっています。

https://www.e081.com/img/hibiscus-roselle.jpg
ハイビスカス
https://www.e081.com/hibiscus.html

また、セージをスパイスやハーブティーとして飲用するのは
学名 Salvia officinalisの種類。
でも英名のセージ(Sage)は、サルビア属全体のことをさすので
園芸用として大変多くの種類があります。
セージ
https://www.e081.com/sage.html

マリーゴールド(きんせんか)も観賞用とハーブティーとは違います。
海外ではカレンデュラ、ポットマリーゴールドと呼ばれます。
園芸用として売られているのはフレンチマリーゴールドという別品種です!
マリーゴールド
https://www.e081.com/marigold.html

もう本当に面倒なぐらい「同じ名前だけれど違う」事がありすぎなのです。

ご購入の際には、ちゃんとハーブ専門店でティーとして飲めるように加工された商品を!

シングルハーブなら販売ページなどに学名がきちんと明記されている商品を選ぶことが大切です。

ドライハーブは種類によって内容量が違います。

以上、園芸用ハーブと飲用ハーブは違いますでした。