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No.5373 抗生物質漬け!



No.5373 03月04日(Tue) 13:47 投稿者名:まーママ 2歳4ヶ月♂ 10ヶ月♀
■ 抗生物質漬け!
別スレの予防接種についてのお話に関連して、皆さんの意見を聞いてみたくて。

3月の声を聞いて少しインフルエンザや風邪の峠は越えたかと胸をなでおろしつつ、いや、まだまだ…と、気を引き締める今日この頃ですよね。さてそこで思ったのですが、この冬、病院にかかって抗生物質を処方されなかった方ってどれくらいおられたのでしょうか?(笑)
私は常々抗生物質の出されかたに疑問を持っていて、こちらでも幾度か話題にしたこともあるのですが。
実はつい先ごろ「抗生物質で子供の病気が治せない」リヨン社という本に出会いまして。この本が私の疑問を大いに解決してくれました。読まれた方いらっしゃるかしら?
日本では抗生物質が使われすぎていること、幼稚園保育園共に抗生物質づけともいうべきありさまで、耐性菌が増えて抗生物質が効かない深刻な事態が増えてきている現状がわかりやすく述べられていました。
「少し我慢してしっかり免疫をつけるべき」「絶対に抗生物質のお世話にならなければ助からないのは、1歳前の髄膜炎と65歳以上の肺炎。そのほかの感染症は、きちんと検査をしてから、抗生物質をつかうべき」との極論にも大いに納得しました。
予防接種をするしないにも根本的にはかかわってくる姿勢だと思いますが、人間の自然治癒力を引き出すには、日頃から免疫力を養っておく、即ち「手洗い・うがいをきちんとする、早寝早起きで規則正しい生活を心がけ、昼間は外遊びを十分にさせて、睡眠をたっぷりとるようにする」そんな当たり前のことが一番大切なのだ、ということです。
はぁ~、そう言われると頭痛いですねぇ~♪

No.5465 03月05日(Wed) 20:34 投稿者名:yulan7ヶ月♀
■ Re: 抗生物質漬け!
お久しぶりです♪
今月急に引越が決まって、てんやわんやになっております。

> この冬、病院にかかって抗生物質を処方されなかった方ってどれくらいおられたのでしょうか?(笑)
> 私は常々抗生物質の出されかたに疑問を持っていて、こちらでも幾度か話題にしたこともあるのですが。

ああ、そうでしたか・・・・。確かに、抗生物質は出しすぎだと思います。『抗生物質信仰』とでも言いましょうか。
クリニックにいても、「何か薬を下さい」という患者さんの多いこと!そんなに使うと、本当に使いたい時に効かなくなっちゃうよ、と、ウチの先生はあまり薬は使いませんでしたね。

> 実はつい先ごろ「抗生物質で子供の病気が治せない」リヨン社という本に出会いまして。この本が私の疑問を大いに解決してくれました。読まれた方いらっしゃるかしら?

見てみたいです。落着いたら、探しますね。

> 「少し我慢してしっかり免疫をつけるべき」「絶対に抗生物質のお世話にならなければ助からないのは、1歳前の髄膜炎と65歳以上の肺炎。そのほかの感染症は、きちんと検査をしてから、抗生物質をつかうべき」との極論にも大いに納得しました。

同感です。そもそも、広域スペクトルの抗生物質を、製薬会社の希望通りばんばんだしていると、耐性菌が増えます。ついでに、患者さん自身も、『薬を飲めばなんとかなる。(でも勝手に止めたりする 苦笑)』と思ってますよ。それから、強い薬を出すクリニックは「あそこは良く治る」って評判だったりしますね。

> 予防接種をするしないにも根本的にはかかわってくる姿勢だと思いますが、人間の自然治癒力を引き出すには、日頃から免疫力を養っておく、即ち「手洗い・うがいをきちんとする、早寝早起きで規則正しい生活を心がけ、昼間は外遊びを十分にさせて、睡眠をたっぷりとるようにする」そんな当たり前のことが一番大切なのだ、ということです。

そもそも、罹患免疫に勝るものはありません。その為にも、「抵抗力をつけておく」ということが必要です。でもそれはワクチンで付けるものではなく、『体力をつける』と言われているものです。

そういえば、こんなエピソードを聞きました。
日本の医師が、北欧(だったかな?)に留学に行きました。家族一緒に行ったので、子どもを保育園に入れました。
ある日、子どもが調子悪そうでしたが、自分も学校があるし、熱もないからいいや!と思って(日本の親ならこう思うでしょうね)園に行かせました。
ところが園から電話がかかってきます。「風邪の引き始めのようですね、引き始めは感染力が強いですから、家でゆっくり休ませて下さい」と。そして、子どもは聞かれたそうです「お母さんは本当に医者なの?」と。
そもそも、この段階で、ゆっくり休み、滋養のあるものを食べ、温かくしていれば、風邪にならずに治る。
というのが、そこでの常識だったようです。

理想ですね。
日本でも、これくらいの意識があれば、ずっと違うでしょう。
それを実践できるのは、私たち、母親しかいないのですね。

No.5477 03月06日(Thu) 00:29 投稿者名:さぎり 1歳8ヶ月♀
■ Re: 抗生物質漬け!
まーママさん、こんばんは。いつもお名前拝見しています。

うちはこの冬、お医者さんにはかかっていないのですが、前にパパの風邪が感染したみたいですと言っただけで、抗生物質処方されたことがあります。疑問に思ったので、「どうしてですか?」と聞いたら、「親から感染してるなら、出しましょう。」と。それ以上何を言ったらいいのかもわからず、そうなのかなぁ…と思いつつ帰って来ました。

> 実はつい先ごろ「抗生物質で子供の病気が治せない」リヨン社という本に出会いまして。この本が私の疑問を大いに解決してくれました。

抗生物質を使いすぎると、効かなくなるという話は聞いたことがありました。興味があるので、是非読んでみたいと思います。

> 「少し我慢してしっかり免疫をつけるべき」「絶対に抗生物質のお世話にならなければ助からないのは、1歳前の髄膜炎と65歳以上の肺炎。そのほかの感染症は、きちんと検査をしてから、抗生物質をつかうべき」との極論にも大いに納得しました。

極論かもしれませんがその通りだと思います。抗生物質以外の薬にしても、病院へ行くと大量に処方されますよね。出来ればあまり飲みたくないです。なのでついつい、病院から足が遠のいてしまいます。
うちの娘はシロップも粉薬も、嫌がって飲んでくれないのですが、この間風邪のひき始めに、葛根湯をお茶に混ぜて飲ませてみたら飲んでくれました。小児科も漢方薬を処方してくれたらいいのに、と思います。なかなかないんですよね。

> 予防接種をするしないにも根本的にはかかわってくる姿勢だと思いますが、人間の自然治癒力を引き出すには、日頃から免疫力を養っておく、即ち「手洗い・うがいをきちんとする、早寝早起きで規則正しい生活を心がけ、昼間は外遊びを十分にさせて、睡眠をたっぷりとるようにする」そんな当たり前のことが一番大切なのだ、ということです。

『早寝早起き』この言葉、ここ最近『遅寝遅起き』のうちの娘にとって耳が痛いです…。
+して言うなら、腹八分目もしくは七分目も付け加えるといいかもしれませんよ。というのも、娘の体調が崩れる時は決まって、私がおっぱいに良くないものを食べたか(特に甘い物、しかも大量に)娘が色んな物を食べ過ぎたか、(離乳食が進んできて量を食べるようになった時&種類が増えた時に多かったです)腸内バランスが狂ったからかもしれません。
甘い物は体を冷やしますし、油の多い物は消化に時間がかかり胃に負担をかけます。ほどほどにしないといけませんね。

No.5495 03月06日(Thu) 11:22 投稿者名:ぴのこ 1歳8ヶ月娘
■ Re: 抗生物質漬け!
こんにちわ、まーママさん。
私もその本興味あります。図書館に予約したので、今度読ませてもらいますね。

うちも今年の冬は保育園に入ったばかりというのもあり、風邪は4,5回ひくし水疱瘡もやったので、お医者さんに行く機会が多かったです。やっぱり抗生物質処方されました。でも基本的に飲ませないので、うちに薬屋が開店できるくらいたまってますよ~。(貯めてどうするって思いますが、私モノをなかなか捨てられないのです。)

抗生物質って私も疑問に思ってました。風邪とか現代人のたいていの病気はウィルスが原因なのに、どうして細菌に効く抗生物質を処方するの?って。常識的に考えてもおかしな話ですよね。
まぁ二次感染を防ぐとか、細菌でおこる風邪の場合に対応するのが理由なんでしょうが、軽い風邪には不要の長物ですよね。

いま結核がまた流行ってきてるけど、これも抗生物質の乱用で多剤耐性菌が増えたのが原因だそうですね。予防接種は社会防衛の観点からやるべきという話も別スレでありましたが、抗生物質の乱用禁止こそ社会防衛のために国全体でとりくんで欲しいものだと、私なんかは思っちゃいます。

No.5499 03月06日(Thu) 13:29 投稿者名:あちゃみ 1歳3ヶ月・男の子
■ 私も読みました
まーママさん、そしてyulanさん、さぎりさん、ぴのこさん、こんにちは。
このスレッドにレスをつけようと思いつつ、2晩続けて息子と一緒に眠りに落ちてしまい、息子が昼寝している隙をねらってこうして書き込んでいるあちゃみです(〃⌒ー⌒〃)ゞ 。

抗生物質の使い方にはかねがね疑問を持つ機会が多かった私も、この本が出たときにはすぐに飛びつきました。読み終わって深いため息ひとつ。抗生物質処方のガイドラインがあるオーストラリアと現在の日本の処方事情との大いなる違いに愕然としたからです。

例えば、1歳3ヶ月になる我が息子は生後6ヶ月から滲出性中耳炎を患う機会が多いのですが、オーストラリアだと3ヶ月までは経過観察(抗生物質は使用しない)。ですが日本だと平気で抗生物質を数ヶ月間にわたり服用させたりします(1歳に満たない赤ちゃんにもです)。幸い私は、抗生物質の使用を最小限に止めたいという考えに賛同してくださった、理解のある小児科医と耳鼻科医とともに息子の滲出性中耳炎と治療に取り組んでいますが、ただ漫然と(菌を特定する検査もせずに)数種類の抗生物質を代わる代わる処方する耳鼻科医が多いのが現状です。

私も、この本をひとりでも多くのお母さんが読んで、抗生物質を乱用する危険性について理解してくれることを願ってやみません。子どもの体は親の私たちにしか守ってやれませんから・・・ね。

No.5500 03月06日(Thu) 13:43 投稿者名:みむ 11ヶ月
■ 考えさせられました
まーママさん、こんにちは。
私も子供にはもちろん、大人でも抗生物質をはじめとする薬には極力頼りたくないと普段から考えています。

こうして抗生物質漬け・薬漬けになっているのは、働き過ぎの社会に原因があると思います。
子供の頃から幼稚園や学校では「無欠席の皆勤賞」がもてはやされます。症状がひどくなければ親も子供を学校へ通わせます。本当は症状がひどくないうちに家でゆっくりと休んで治す、他の子に移さない様にすべきだと思います。
社会に出たら「仕事を休んだら迷惑をかける」という風潮があり、特に今は不景気で必死に働かないと生きていけない時代なので風邪をひいても休めない。薬を使って体を酷使して働きに行かなければならないのが現状でしょう。
そのような社会から夫と子供を守るにはどうすれば、子供が成人したときこの働き過ぎの社会はどうなっているだろう、どう変えていけば良いのだろうと考えてしまいます。

薬を使わずゆっくり休むべきときに休める社会、単なる理想郷でしょうか?

No.5552 03月07日(Fri) 02:17 投稿者名:キンコン 3歳娘 1歳半息子
■ Re: 抗生物質漬け!
私は9歳の時、風邪薬の抗生物質が原因と思われる肝炎になりました。
その薬はそれ以前にも処方されたことがあり、何の問題もなかったので、
普通に処方され、私も何の疑問も持たず服用してました。
医者にしてみれば、今まで大丈夫だった薬だったし、処方した時に、
肝炎が起こることまでは予測できなかったのだろうと思います。
しばらくは、薬に対してとても神経質になっていたのですが、
もう大丈夫だろうと油断していたところ、19歳の時に、
また、同じ原因で肝炎になりました。
それ以降は、さすがに、薬には”超”神経質になりました。
とにかく「風邪をひかない」よう、手洗いうがいなど気をつけ、
鼻や咳の風邪の時には耳鼻科に行き、飲み薬はもらわずに、
吸入に通って治してます。
抗生物質が有効と思われる時には、弱いのを選んでもらってます。
私は2度も肝炎になったので、医者側も気をつけてくれますが、
そうでなければ、何の疑問もなく処方されてしまうでしょう。
かといって、抗生物質で早く治す方が良い場合もあるので、
全くの悪だとも思いませんし、難しい所ですが、
何となく薬を服用するのだけは、危険なのでやめた方がいいです。
今は薬の説明書きをもらえるので、必ずよく読み、
以前もらったことがあるか、どんな症状の時だったかなど、
確認することをおすすめします。

No.5602 03月07日(Fri) 18:33 投稿者名:まーママ 2歳4ヶ月♂ 10ヶ月♀
■ 皆さんに感謝!
皆さん、このスレに目を止めて下さり、忙しい合間をぬってレスして頂いて本当にありがとうございます!
とってもとっても嬉しく感謝しています。
みなさんのレスの方を少しでもたくさんの方に読んで頂きたいので私のレスはひとつに納めようとしたらとっても長くなりそうです、すみません...。

 Yulanさん、お引越しはいつですか?近くですか?
患者さん自身の『薬を飲めばなんとかなる。(でも勝手に止めたりする 苦笑)』というのはその通りですね。紹介してくださったエピソードも考えさせられます。
 yulanさんと同じく布オムツ普及協会理事のさぎりさん!私もいつもお名前拝見しておりましてよ!(笑)私は頑固=意思がしっかりした(笑)紙オムツ妥協派なので参加できず残念ですが…。
 さぎりさんの「小児科も漢方薬を処方してくれたらいいのに」というお話は、まさにこの本に書かれていました。著者の病院では治療に抗生物質がつかえない、それでも親御さんのお仕事などの都合でなるべく早く症状を治してしまいたい、また、ただ見ているだけではつらいのでやはりお薬が欲しい、というときには漢方薬を使うという方法をとっている、と書かれていました。なるほど、と思います。でもやはりなかなかないんでしょうね。そういう病院…。
 この本は、著者が「いま子どもの医療の現場はどうなっているのか、耐性菌はなぜこわいのか、そもそも抗生物質とはどんな薬なのか、子どもが感染症にかかったらどうすればいいのか、耐性菌から子どもを守るために私達にできることはなにか、についてわかりやすく解説しました」と書かれているとおりなので、ぴのこさんの様にいろいろ勉強なさっている方には新しい情報ではないかもしれません。
でも、とびひや中耳炎など、ごく身近なところに耐性菌の害が忍び寄ってきているのだ、と紹介されているあたり、ぞっとしました。
また「多くの小児科医は、風邪をひいたお子さんに、「あとで、肺炎などの細菌感染を起こさないですむようにと」予防的に抗生物質を処方しています。しかし、そうやって風邪のひきはじめから抗生物質を飲みつづけていると、病気を起こす細菌に立ち向かう菌が死に、抗生物質の効かない耐性肺炎球菌だけが残ります。そんな状態でもしも肺炎になってしまったらどうなるでしょう?抗生物質の効かない肺炎です。治療がどんなに大変かは想像していただけるでしょう」という記述には目をつぶることは出来ませんでした。

 あちゃみさんは中耳炎で大変な思いをなさっているようですね。深いため息の意味、お察しします。

 また、みむさんの「そのような社会から夫と子供を守るにはどうすれば、」という言葉にも私は涙してしまいました。

 キンコンさんのご経験もとても貴重なお話。ありがとうございます。抗生物質には肝炎をおこすようなこともあるのですね。キンコンさんがおっしゃっている様に、私もこの投稿で抗生物質を否定したいのではありません。

 私は上の子で髄膜炎を経験したことから抗生物質というのは素晴らしい薬だということを実感しています。だから、小児科でごく当たり前に風邪や下痢で処方されることに疑問を持ちました。しかし、この本に出会うまでは風邪や下痢で抗生剤を出されても「肺炎などの細菌感染予防です」と言われてしまえば、そういうものなのかな、まぁ、飲ませなきゃ言いか!ともらって帰ってきては、やはりコレクションしてました。(笑)そして、お医者さん不信を強くしていってました。でもそれはもうやめよう、と思いました。本来お医者さんはみな信頼に足る知識と経験をもって懸命に診療してくださいます。それを引き出せないかかり方をしていたのは私だったな、と反省しつつ、これからは素人なりにも自信を持って遠慮せずしっかり主張して納得のいく診療をして頂こうと思います。そしてなるべくならそのようなことにならないですむように、日々の心掛けをいち母親はいち母親らしく懸命に守っていこうと思う次第です。

「私も、この本をひとりでも多くのお母さんが読んで、抗生物質を乱用する危険性について理解してくれることを願ってやみません。」

というあちゃみさんの言葉を敢えて再度引用させていただきます。いろいろなご意見やご感想聞かせてくださいね~。ゆっくり読まれたらまたお話ししましょう!(笑)       

No.5634 03月08日(Sat) 01:18 投稿者名:ぴのこ 1歳8ヶ月娘
■ 読みました!
まーママさん、こんばんわ。
今日図書館で借りてきて、読み終えたところです。

抗生物質の使いすぎについては小耳に挟む程度に読んでたのですが、実際にこれほど耐性菌が身近に迫ってるとは知りませんでした。読んで良かったですよ~。
それから医者のかかり方について、「良い医者は良い患者がつくる」と書かれていたことは、耳が痛かったです。私もやっぱり医者不信が強くって、「医者なんてこんなもん」とあきらめてる部分があるんですよね。だから直接抗生物質は要らないんじゃ?なんて質問しないで、黙ってもらって帰って来ちゃう。これじゃいけないですね。

あ、もうこんな時間。それではこの辺で。
有益な本のご紹介どうもありがとうございました。

No.6564 03月24日(Mon) 11:38 投稿者名:まーママ 2才4ヶ月♂ 11ヶ月♀
■ 失礼ながらあげときます!
ぴのこさん、早速に読んでくださったようですね。さすが、すばやい~、と感心しておりました。
ありがとうございました。(笑)

関連スレがたっていたので、こちらもあげておきます。
勝手なことですみません!


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