すこやかブレンドは花粉症やアレルギーが気になる季節に。子供にも安心して飲めます。

冷えは万病の元

冷えを感じる主な原因は、血行が悪くなることです。では、なぜ血行が悪くなるのでしょうか？多くの場合、その原因は低血圧や貧血にあります。
血圧が低いと、指先や足先といった末端まで血液が十分に届かず、血流が滞りがちになります。この結果、手足が冷えやすくなります。また、目覚めが悪かったり、目の下にクマができたり、足や顔のむくみが気になることも低血圧によるものです。

貧血が原因の場合、特に顔色が悪くなることが特徴です。顔色の良さは、血液中のヘモグロビンの赤みで決まります。赤ちゃんの頬がピンク色なのも、このヘモグロビンのおかげです。貧血によってヘモグロビンが不足すると、めまいや立ちくらみが起こりやすく、さらに栄養が行き渡らないために肌荒れも引き起こします。
ダイエットのために食事量や回数を減らしたり、偏った食事をしてしまうと、血を作る栄養素が不足し、貧血につながります。その結果、健康を損ねてしまい、目指していた美しさからは逆に遠ざかってしまうのです。

冷えと血行不良は、肌だけでなく、全身に影響を与えます。血液は体全体に栄養を運んでいますから、冷えによる血流の悪化は「体調不良」へと直結します。健康と美しさを保つためには、冷え対策と血行促進がとても大切なのです。

健康と食生活について

病気にかかっておらず、普通に日常生活を過ごせていれば健康と言えるでしょうか？ 決してそうとは限りません。朝なかなか起きられない、食欲が湧かない、ぼーっとする、疲れやすいなど、病名がつくほどではなくても体調に関して悩みを持っている方も多いのではないでしょうか？

漢方でいう「未病（みびょう）」、これは某有名薬用酒のCMでも耳にしたことがあるかもしれませんが、まだ病気ではないけれど「病気に向かっている状態」を指します。

中国には「医食同源」という考え方があります。つまり「食べることは医学と同じ」であり、日常の食事が病気を治療する手段でもあり、健康を維持するために欠かせないものだということです。日頃からバランスの取れた食事を摂っていれば、自然と健康的な生活を送れるという考え方ですね。

しかし現代では、ミネラルやビタミンが欠けた加工食品が氾濫し、街中には甘い炭酸飲料の自動販売機が並び、いつでもコンビニでお菓子を買える時代です。肥満の子供も増えています。私が小学生だった頃（約25年前）は、太っている同級生はクラスに1人いるかどうかという程度でしたが、今では授業参観でクラスに複数の子供が見られることも珍しくありません。アレルギーやアトピーを持つ子供も増加しています。

また、転びやすかったり骨折しやすかったり、風邪を引きやすい子供も多く、インフルエンザが流行ればすぐに学級閉鎖になることもしばしば。食生活が豊かになり、背も伸びてすらっとした子供たちの身体に、何が起こっているのでしょうか？ 食生活の乱れ、夜更かし、テレビゲームやスマートフォンの普及で外遊びの減少など、さまざまな要因が絡んでいます。「成人病」と呼ばれていたものが、今では「生活習慣病」と呼ばれるようになったのは、食生活の変化が根底にあるのではないでしょうか？ 「キレる」子供が増えているのも、甘い物の摂りすぎによるビタミンやミネラルの不足が一因とされています。風邪を引きやすい、疲れが取れないというのも、根本にはミネラルやビタミン不足があるのです。
（ハーブティーがその手助けになればと願っています^_^）

自分が食べた物で自分の身体が作られます。この認識が抜け落ちてしまっているのではないでしょうか？ テレビでは連日のようにグルメ番組が放送され、それが日常の食事と勘違いしていませんか？

最近では「個食・孤食・欠食・間食・偏食」といった食生活の問題も目立ちます。

• 個食… 家族がそれぞれ別々の物を食べること。まるでレストランで好きな物を注文するかのように、家庭でも自分の好きな物を各自が食べています。
• 孤食… 一人で食事をすること。核家族化が進む中で、子供が1人で食事をする場合や、個人の部屋で食べてしまうケースもあります。
• 欠食… 食事を抜くこと。ダイエットのために1食を抜いたり、朝起きられずに食べなかったりすることです。
• 間食… 食事以外の時間帯に食べ物を摂ること。本来は、成長過程の子供が一度に多くの量を食べられない場合に補食として行われるものでしたが、今では甘いお菓子やスナック菓子を食べる行為に置き換わっています。
• 偏食… 好き嫌いによって食べ物が偏ってしまうこと。例えば、チーズは食べられなくても牛乳は飲める場合は問題は少ないですが、肉類ばかり食べて野菜を全く食べないような偏食は、栄養バランスに問題が生じます。

少しずつ、できる範囲から改善していきましょう。例えば、固定されてしまった野菜選びを少し広げて、小松菜だけでなく、ほうれん草やしろ菜も買ってみる。魚も旬のものを選べば、いろいろな種類を楽しめます。同じ食材や同じ調理法ばかり繰り返すのではなく、焼く・煮る・蒸すなど、調理法を変えるだけでも食事が豊かになります。

お店で食べるような立派な食事である必要はありません。あれは商売だからこその見栄えです。家庭では、質素でもバランスの取れた食事が健康に繋がります。
日本人には、和食が一番です。ご飯を中心に、味噌汁やおひたし、お漬け物、1品のおかずを組み合わせた食事こそ、和むための食事です。
健康は、あなたの食生活次第です。