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No.6070 「母子密着と育児障害」について



No.6070 06月19日(Sat) 18:45 投稿者名:一生ママ 2歳11月 男
■ 「母子密着と育児障害」について
6/19付日本経済新聞 夕刊の5面にあった「0歳の母子密着」についての記事についてご意見をいただけませんでしょうか。

「母子密着と育児障害」を出版された、主婦向け投稿雑誌「わいふ」編集長の田中喜美子さんが、「なぜ日本の母親が子供を生みたがらないのか」についての意見を述べてられるのですが、
それは、「欧米諸国に比べ日本の母親が子育てに手をかけすぎていることに原因がある」とのことです。0歳のときに手をかけすぎ、子供のいいなりになる(=泣くと抱っこする。添い寝する等)から、こらえ性のない子供になり、ひいては母親が育児がつらいとなる、とのことです。

対策として薦めておられる育児手法は、
(1)子育てのイニシアチブは親にあるとしっかり腰をすえる
(2)ゼロ歳児にも「さあ、おっぱいを飲もうね」などど言葉で説明する
(3)添い寝、添い乳は控える(フランスでは44.9%が最初から別々の部屋で寝ている。日本は5.9%)
(4)一度決めた就寝・睡眠・テレビ視聴時間などの育児ルールは泣かれてもくずさない
(5)眠い時ぐずる子は多いが、泣かれたときもむやみに抱き上げるなどして寝かしつけない。
 以上のことを実行できれば、子育てはずっと楽になる。
(記事より)

(1)、(2)、(4)は納得できますが
(3)、(5)はどうなのでしょうか。
私自身は1歳11月まで授乳し(添い乳、夜間授乳も)、いまだに添い寝です。
0-1歳の時は泣いたらかならず抱っこし、あやしていました。

・・・の態度は、記事にあるように「スキンシップの大切さを説き聞かされた母親の過ち」だったのでしょうか。

スキンシップが密な日本の子育てはそれが長所だと思っていました。

ちゃんと勉強せずに(上記の本を読んでもいないのに)、記事を読んだだけで、著者に憤りを覚えるのは間違いでしょうか。
あまりにも腹が立ち、編集部に電話しようとさえ、思いました。

泣くままほっておいて、それであきらめのよい子供になり、母親の子育てが楽になったとして、それはいいことでしょうか。

この本を読んで「ああ、ほっておいたほうがいいのだ」と思う母親が増えることはいいことでしょうか。

いろいろな育児書が出て、いろいろな子育てがあるとは思いますが、このように奨励されると、怖くて仕方がありません。

長々となりましたが、ご意見お聞かせ下さい。

(やはり、ちゃんと一度本を読んで、その上で、編集室にも連絡したいと思います)

No.6076 06月19日(Sat) 20:24 投稿者名:ふにゃこ 3y0m♀ 11m♀
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
> それは、「欧米諸国に比べ日本の母親が子育てに手をかけすぎていることに原因がある」とのことです。0歳のときに手をかけすぎ、子供のいいなりになる(=泣くと抱っこする。添い寝する等)から、こらえ性のない子供になり、ひいては母親が育児がつらいとなる、とのことです。


なんだか時代錯誤というか、一時期アメリカでもてはやされた教育理念みたいな感じですね。日本でもそれを取り入れて張り切っていた人が一部の世代の一部にいますよね^^; アメリカででさえ、こういう考え方を考えなおそうという流れがおきつつあるというのに・・ベビーブックなどではこういう考えにはっきりとノーと言ってますよね。あ、添い寝するなとかあんまり抱っこするなというあたりです。一人部屋で泣かなくなるまで泣かせておいて、できあがるのはサイレントベビーだということだって、もはや常識ですよね^^; そんなことも知らなくて、日本の育児を批判するなんて不勉強だとさえ言いたくなりますよ。開国後に日本に来たアメリカ人が、日本の子どもは、絶えずだれかに抱っこされ、おんぶされ、泣いてもやさしくなぐさめられ、それでいてみんな立派な大人になっている、日本の子どもは世界一幸せだと書いた人がいると、最近読んだ本にありました。そもそも何故「欧米と比較」しなくてはならないのでしょうか。世界的に見れば、きっと抱っこしたりおんぶしたりずっと身につけている方が趨勢なのだと思います。一方子ども社会や大人社会にひずみが生じ、様々な複雑な問題がたくさん発生しているのは、欧米や日本の方が多いはずですよね。抱っこ法の阿部秀雄氏と是非お話していただきたい人ですね^^; 話にならないかも・・??

No.6077 06月19日(Sat) 21:29 投稿者名:幸ママ 1歳 ♂
■ Re^2: 「母子密着と育児障害」について
一生ママさん、こんばんわ☆

一生ママさんと同じくとってもその記事に疑問を持った者です。
それぞれ人にはいろいろな考え方があり、いろいろな育児への思いがあると思いますが
わたしは母子密着は赤ちゃんにとってもママにとってもプラスになるとはいえマイナスになるとは思いません。

わたしの知人で、旧アメリカ式??の子育てをしている人がいます。
泣いても抱っこしない、抱くのはミルクをあげるときだけ。
寝かしつけはしない(お風呂から上がったら、寝室に置き去りにして泣きつかれて眠るのを待つ)
知人は「うちの子は楽だよ~」(そりゃそうだ・・・)って言いますが
周りの人は「○○君(知人の息子1歳)はなんか表情が乏しい気がする」と言います。
それだけが原因ではないとは思いますが少なからず影響はしていると思います。

難しいことはよくわかりませんが、単純に考えて
「寂しいとき、お母さんに甘えたいとき、ぬくもりを感じたいときに泣いてもわめいてもお母さんは抱っこしてくれない・・・」
なんて、こんな小さな子が感じていると考えただけで切なくなりませんか?
子供の心を満たして、不安を取り除いてあげることはいけないことなのでしょうか???

わたしも一生ママさんと同じくこの記事に憤りを覚えます。

 

No.6083 06月19日(Sat) 23:57 投稿者名:紗吉5才♂ 
■ Re^3: 「母子密着と育児障害」について
その記事は読んでいないのですが「泣かれたときもむやみに抱き上げるなどして寝かしつけない」とは。
田中喜美子さんは悲しいときに放置されたいのかしら?そうやって育ったり育てたりしたのかな?

お母さんであるママ自身に置き換えたらすぐに分かることですよ。
まだ結婚する前を思い出して仮定すると分かり易いかも知れません。
悲しくて、構って欲しくて寂しくて泣いちゃったとき、彼が側にいるのに無視してほっておかれたら
どうなのでしょうか?なんで側に来てどうしたのと声をかけてくれないのか
ぎゅっと抱きしめてくれないのかと思うはずです。
でも数度も同じ状態を繰り返せばもう諦めてしまうでしょう。私なら彼を冷たい人と認定してしまうわ。
聞き分けのよい状態になったのではなくもう彼に期待しないあきらめを覚えただけです。
信頼関係が無くなっただけなのです。(例えが飛躍しすぎでしょうか?)

赤ちゃんの頃からそんな不安な気持ちにさせて良いのかしら?
欧米諸国に比べて添い寝・添い乳が多いというのは住宅事情もあるでしょうに。
この方の本一体どういう理論なのか、一度読んでみたいとおもいます。


No.6081 06月19日(Sat) 23:38 投稿者名:ぴのこ 3歳♀
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
私は記事を読んではいないんですけど、やはり憤りを感じますね~。
なぜ女性が子どもを産みたがらないかとは関係ない、見当違いな話じゃないかなぁ。

確かに要求の多い子を育てるのは大変ですけど、沿い寝、沿い乳の中に喜びもあるのであって。そもそもどれだけの人が日本における育児の大変さを正確に把握し考慮して、産むか否かを決めているでしょうね。大変さが欧米の育児程度にとどまるとしたら産むだろう、ということ?? 

手が掛からないか否かは性格的要素も大きいし、本来手が掛かる子を「聞き分けの良い手のかからない子」にすれば子育ての目的は達せられるのか、疑問に思いますよね。
子育ては子どもの一生の基礎作りですから、子育ての成功不成功は子どもの一生を見ないとわからないのに。
若くして不可解な刑事事件を起こした子の親が一様に「小さい頃は聞き分けの良い手の掛からない子だった」と言っているように思うんですが、どうでしょう。

でも、田中喜美子さんのような考え方って、フェミニズムに影響を受けた合理的思考傾向の女性だったら、納得してしまいそう。子育ての負担を減らす→女性の社会進出促進、自己実現へという陥りやすい図式ですね。かくいう私も母乳育児の経験がなかったらどうだかわかりません。

編集部に電話をするのもいいし、手紙を書くともっといいですね。私も記事を読んでみようと思います。

No.6470 07月07日(Wed) 21:08 投稿者名:理子
■ 田中喜美子はお薦めできません
私は田中喜美子の本をお薦めしません。
みなさんにはぜひ林道義さんの「専業主婦の復権」
という本を読んでみてください。
それから田中喜美子の「専業主婦の復権はありうるか」
という本を読めば
おのずと田中喜美子をお薦めできない理由も
見えてくると思います。

No.6471 07月07日(Wed) 21:23 投稿者名:理子
■ Re: 田中喜美子はお薦めできません
すみません!!
「専業主婦」ではなく「主婦」です。

No.6086 06月20日(Sun) 01:20 投稿者名:しずママ 2歳7ヶ月♂ 9ヶ月♂
■  Re: 「母子密着と育児障害」について
一生ママさんこんにちわ。
その記事は見ていないのですが、同一人物では?と思う位内容が似通っている本を最近読みました。
なんででもNMS(ニューマザーリングシステム)とやらいう母親学校みたいなものを経営している人が書いていて、体験談みたいなものも載っていて「添い寝をやめたら楽になりました!この協会を知って本当によかった云々・・・」とても怪しい本でした。

本当に内容はそっくりで、『最近の産院では抱っこや添い寝、頻回授乳を推奨しているが、それが母親を苦しめ、甘ったれたわがままな子を育て、さらに子育てがつらくなるという悪循環だ。』みたいなことが書いてあり、はっきりいってププっと笑っちゃいました。
私は結構子育て本を乱読しているのでこういうおかしな本も慣れてきましたが、新聞などに載せられてしまうと本当に信じてしまうお母さんも少なくないと思うので、非常に怖いし、何の根拠があってこんな記事を載せたのか抗議してやりたいですよね。

極論過ぎるんですよね。泣いても少しくらいほっておいてもいいのよ、ではなく泣いても抱っこはするな、おっぱいは与えるな、添い寝もするな、じゃあ母親は何をするんだ?そうして泣かない、何にも要求しない子になって子育てが楽になったって言っている方が怖いと思うんだけど、初めての育児って泣く=なんとかしなきゃ!って焦って、実際この怪しげな協会に駆け込んだ人がおかしな育児法を実践しているかと思うとゾッとします。
私も以前育児本の内容にもの凄く不安を煽られたことがあります。
今は少し強くなってある程度自分の信念を持って子育てしてますが。
育児本ならまだ許せるんです、育児は十人十色だし、出版の自由もあるし。でも、新聞ってところが許せない!私も投書してみようかな。

No.6097 06月20日(Sun) 12:29 投稿者名:のうらうさぎ 3歳
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
こんにちわ。保育士ののらうさぎです。
へぇぇぇぇぇ・・・・・・・・・・・・・・・、が第一声(笑)。

「子どもと大人の自立を図る」のが目的なのでしょうね。
育児方法の理論としては、一理あると思いますが、日本人の民族性からだと難しいですね。

寝るときには、自分で寝かせ、起きたら抱っこするという方法は聞いた事があります。
実際試したことはないのですが、どんなもんなんでしょうね。
住宅事情もあるから、泣かせておく事自体が無理難題かも(笑)。

子育て支援事業に国が近年力を入れている理由としては、核家族化による育児不安、公園デビューや人間関係の複雑化、情報の氾濫による育児の困惑・・・・などなど、があげられます。
今の問題を解消するには、根本からと言う発想なのかな??

友達親子や分離不安のある親子、親子との均衡を崩して依存しあっていたり、過剰の期待を抱いていたり、自己を投影している親も多いです。
そういった中で、個々の自立と真の個性化を図る・・・事を言いたいのなら、と思ったりするのですが、アメリカやフランスがこうだから、日本もこうするべきと言うのはどうかなあと思います。
それぞれのお国柄があって、こそですし。猿真似するのが日本のお得意芸と言われていましたが、それこそ個性的ではないのでは??と思います。

目は、口ほどに物を言う、雰囲気で物事を理解する、日本独自の文化を理解した上で、問題に対しての定義が必要かなと思います。

No.6098 06月20日(Sun) 13:50 投稿者名:さつき 2歳6ヶ月♂ 2ヶ月♂
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
こんにちわ。記事を詳しく読みたいと思い、調べてみましたが、探せませんでした。もし、見れる方法があるのなら、分かる方教えてください。

一生ママさんの紹介してくださった一部分しか分かりませんが、
本当に憤りを感じました。

「何故、日本の母親が子供を産みたがらないか?」
勘違いも甚だしいです。子育てが辛いから子供を産まない?
子育ては大変です。でもそれ以上の喜びがあることは、母親なら誰しも分かっています。この著者は本当に子供を育てたことがあるのかとびっくりしました。
添い寝をしたときの胸の奥から込み上げる温かい気持ち。
大泣きしてる時に抱き上げると、目に涙を溜めながら安心してうれしそうに笑う子供の笑顔。
そういうものを経験しないなんて、子育ての醍醐味が半減ですね。もったいないです。

うちの長男もいわゆる手のかかる子ですが、これは育て方というより個性だと思ってます。同じように育てている次男は現段階で本当に手がかかりませんから。
そして、『手のかかる子ほどかわいい』『手のかかる子ほど将来が楽しみ』という昔からの言葉はほんとうなのだなぁと最近しみじみ感じます。

> 「0歳のときに手をかけすぎ、子供のいいなりになる(=泣くと抱っこする。添い寝する等)から、こらえ性のない子供になり、ひいては母親が育児がつらいとなる、とのことです。


何も自分では出来ない0歳の時に手をかけずに、いつかけてあげるのでしょう?それがいいなりということですか?
おかしくて笑ってしまいます。

確かに泣いても対応してあげなければ、子供は諦めて泣かなくなります。(たしかモンゴルではそういう子育てをしていると聞いたことがあります)そうなれば確かに楽ですが、子供が心の傷を受けていないと誰が断言できますか?

今、世界では犯罪の低年齢化はこういう合理的子育てが原因の可能性も高いとして、アメリカ・フランスでも日本の昔ながらの子育てが逆輸入されています。それは21世紀の育児書といわれる「シアーズ博士のベビーブック」が売れていることでも証明されますよね。

私も子供がもう1人くらい欲しいですが、望むことは経済的なことと、旦那の協力くらいです。(あとは出産自体が楽しめれば言う事なし)育児の辛さという点では1人も2人もそんなに大差ないですからね。もう自分の時間なんて元からないし、慣れっこさ(笑)
旦那さんの給料上げてくれて(家族手当とか)、残業や休日出勤を減らしてくれれば、みんなもう1人くらい欲しくなるのでは?と思います。あとは女性の出産後の社会復帰支援(保育所含)とかね。

> ちゃんと勉強せずに(上記の本を読んでもいないのに)、記事を読んだだけで、著者に憤りを覚えるのは間違いでしょうか。
> あまりにも腹が立ち、編集部に電話しようとさえ、思いました。


いえいえ、間違いでないですよ!こういうお固い社会的影響の大きい新聞で、読者がそう捉える記事を載せるのは、新聞社の責任です。
また、こういう本を買って、著者に印税が入るのは、著者の思うつぼですしね。

子の為にと愛情かけて一生懸命子育てしている母親に対して、ショックな内容ですよね。多少泣かせることはあっても仕方ないですが、本当に極端なのだと思います。アメリカやフランスの母子別室の寝室だって、赤ちゃんが泣けば親はかけつけて抱き上げるはずですよ。

育児に関しては、いろんな情報が氾濫していますが、悩んだ時は、自分が今この子の立場ならどうして欲しいかと考えるようにしています。この母親の直感が一番正しいと信じてます。

私も抗議のメール書こうかな。

No.6100 06月20日(Sun) 14:22 投稿者名:ヒッキー 1歳3ヶ月 ♀
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
 こんにちは。

 私も昨夜11時ごろになってやっと新聞を読む時間ができましたが、この記事を見て非常にびっくりしたと同時に、憤りを覚えました。田中喜実子さんという方については、私も昨日の新聞で初めて知ったくらいなので、この記事の真の部分は理解できていないかもしれませんが。

 先日のレスにも少し書かせて頂きましたが、今お母さんと赤ちゃんの密着(カンガルーケア)は研究者の間でも取り上げられています。特に未熟児で産まれた赤ちゃんや、成長がゆっくりな赤ちゃんにとっては最新技術並み、場合によってはそれ以上の成長における効果があるそうです。
赤ちゃんがお母さんと密着していることで安心し、奇跡的な成長を遂げる、生命の神秘と言うか、母と子の絆の深さみたいなものを感じずにはいられません。

 この新聞の記事を読んでいると、赤ちゃん主体というより母親主体の研究なのかしら、と思いました。誰のためなのでしょうか。子どもというのは、甘えを含め、自分の要求を満たしてもらうことで、きちんと自立していくと言います。そう言った意味で考えても、この世に生を受けてまだ1年にも満たない赤ちゃんに我慢を覚えさせるメリットがあるのでしょうか。

 そしてこの記事には「1125人の母親と子育てと子どもの「育ち」の相関関係を探った調査を実施した、さらに保育士さんとの徹底討論が、現在の子育ての問題点を私に教えてくれた」とあり、いかにも広い範囲で調査したような書き方がされていますが、私はこれにも疑問を感じました。きちんとした調査が行われたならば、必然的にカンガルーケアが注目されていることや、母乳育児が見直されていることなども取り上げられるはずではないかと感じました。

 なぜ日本の母親が子どもを産みたがらないか、それは多くの理由があるものと思われますが、私が出産時から感じている疑問、病院や保健所と言った育児をサポートし、母親の不安を取り除き、子育てしやすい環境をつくりだすべく機関が正しく機能していないことも一因としてあるのではないでしょうか。母乳育児一つとっても誤解だらけです。そんな誤解が母親のプレッシャーやストレスを招いているのは事実だと思います。政府は出生率が1,29であることを年金問題に対して大きな誤算と考えているようですが、それを受けてもっとやるべきことがあるのではないかと思わずにはいられません。

 一体何を主体にしているのか、どういう意図で書かれたのか、疑問の残る記事でした。私もこの記事をもっと追求していきたいと思いました。まさかこの記事のことがこちらで議論されているとは思わなかったので、とても嬉しかったです。他の方のご意見も私にってとても参考になりました。ありがとうございます。

 

No.6106 06月20日(Sun) 15:26 投稿者名:もも 9ヶ月 ♀
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
ここは北米ですが、アメリカ人のお母さんたちの中でも、最近では添い寝・添い乳をする人が増えているそうです。私の周りをざっと見渡しても、伝統的な(?)「別室で一人ぼっち、泣いてもほっとく」型の育児をしている人はほとんどいません。でも、確かにシアーズ博士の推奨するCo-sleepingは、ここでは賛否両論、ネットでもかなりホットな話題で、その手の掲示板などを見ると、どちらの方が優勢とはいえない感じです。ちなみにわたしもCo-sleeping実践してます。

フランスでの状況は直接は知りませんが、以前「育つコム」に育児日誌を連載していたフランス在住の方は、初めて赤ちゃんを保育園にいれたら、迎えに行ったときに「この子、抱き癖がついているので、それを直してから出直してください」と言われたと書いていました。アメリカではそんなの考えられません。まあ、これはたまたまこの保育園がそういうポリシーだったのかもしれませんけど・・・。

ほーんとに、「手のかからない子=いい子」っていう図式はちょっとちがいますよね~。大変なことも多いけど、愛情をたくさんかけて育て、子どもと一緒に自分も成長できるのがすばらしいのだと私は思います。そしてそして、お母さんが赤ちゃんをぴったり体にくっつけてするタイプの育児(韓国とかもそうですが)は、日本の誇りですよ。欧米(注:私はこの言葉、すごく乱暴で嫌いです。アメリカとヨーロッパって全然ちがうし、ヨーロッパの個々の国だって全然ちがうはず)と比較してすぐ同じじゃなきゃいけないと思うのは変ですよね・・。

とにかくみなさんのご意見に賛成です。その記事を読んで、子どもとスキンシップをしないようにするお母さんがでてきたら、悲しいです。

No.6117 06月20日(Sun) 22:36 投稿者名:はろ 3ヶ月 ♂
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
こんにちは。新聞の記事自体は読んでいませんが、一生ママさんが紹介してくださった内容を読み、驚いてしまいました。
私も新聞でそのような内容が記事になることに疑問を感じます。

子育てが大変だから子供は生みたくない・・・中にはそういう人もいるかもしれません。でも実際の少子化の原因は結婚の高齢化や経済的な理由などが多いのではないでしょうか。

母子密着の何がいけないのでしょうか?
私自身、よく母親に抱っこされおんぶされたこと、小学校に入るまで添い寝してもらっていたこと、今考えても本当に幸せなことだと思っています。そんな母親からの愛情が、今の自分のベースになっていると思っています。

そして実際子供を生んで、可愛いわが子が泣いているのに放っておくことはどうしてもできません。
生後2週間からベットに置くと泣くようになり、ずっと抱っこのし通しでした。実際「何で一人で寝てくれないの?」とうんざりすることもあるけれど、ニッコリ微笑まれるとそれだけで辛さも忘れちゃいますよね。

うちの子は逆子で生まれ、頭がなかなか出てきませんでした。産声もしばらくなく、腕は神経が伸びてしまって上がらない状態でした。そのこともあって、「怖い思いをさせてしまった」との思いから必要以上に抱っこをしていたかもしれません。でもそういう思いは自然な心の動きですよね。ヒッキーさんの言うカンガルーケアのお話で(うちの場合も当てはまるのかも)と思ったのですが、その成果?かは分かりませんが、直るのに半年から1年ぐらいかかるかもしれないと言われた腕が3ヶ月の今はもう上がるようになり指しゃぶりも始まっていますよ。

話がそれてしまいましたが、数多くの育児書が出版され、たくさんの情報があふれる今、何を信頼するかはもちろん個々の自由だとは思っています。
ただ、一生ママさんもおしゃっているように、新聞の記事となると影響力も大きいので、心配になります。
本人が読んでいなくても、旦那様や父親などが読んで「新聞にはこう書いてあった」なんて事もありますよね。
「新聞にかいてあるなら・・・」と信用して実践してしまう人もいるかもしれない、そう思うと・・・。

No.6119 06月20日(Sun) 22:37 投稿者名:匿名
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
本題のメッセージと外れてしまいますが・・・
みなさんがおっしゃっているように人の育児の方法はいろいろですよね。
まず、そこに主を置いて考えてみたら誰がどう言おうと自分が信じるものがあればそれでいいじゃないですか。
投稿して「その考え間違ってます」と説いたところで結局は自分が思う自分の育児論を述べるだけですよね。
そういう排他的なところも育児を通して子供に伝わるもんなんじゃないでしょうか。
誰かが言った意見に「そうよ、そうよ」と右倣えしてその意見ごと抹消する・・・なんだかミニ版いじめの世界みたいで。
読んで怒りを覚えるも結構、投書するも結構。
それでご自身の怒りの消化ができるのならそれはそれでいいと思いますが。
育児っていろんな考えがあって、どれが正しくてどれが間違ってるということは誰にもわからないもんなんじゃないですか。
アメリカ式だの日本式だの、どれをどう選んでも自分がそれで楽になった、楽しくなったと思えればいいわけで・・・
その著者自身がどういう思いで書かれたかは別として、それを読んで実践して楽になった、楽しくなったという人が少なからずいたからこそ、それだけ大々的にもてはやされているという事実も否めないことでしょう。
子供をほっとくというのも、ネグレクトとはまた違ったまさにいい加減の子供との距離を保つという意味では大事なことかもしれません。(ネグレクトは育児の上ではよろしくないでしょうけどね)
モノを読んでどう捉えるかも人それぞれですけど、あまりにも怒りのためか極論を述べられているように思えました。
怒りに捉われてそれぞれの育児方の本質を見失ってはもったいないような気がしますよ。

No.6124 06月21日(Mon) 02:49 投稿者名:もも 9ヶ月 ♀
■ Re^2: 「母子密着と育児障害」について
匿名さん、こんにちは。上で投稿した者です。

> みなさんがおっしゃっているように人の育児の方法はいろいろですよね。
> まず、そこに主を置いて考えてみたら誰がどう言おうと自分が信じるものがあればそれでいいじゃないですか。


もちろん「それでいい」のかもしれませんが、ここは「母乳育児を頑張っているママさんたちの井戸端公園」であり、それなりに育児に関して個人的な意見を持っている人が集まる場なので、一番最初の一生ママさんの投稿があったとき、「人は人、自分は自分」という内容のレスが並ぶのはちょっと想像しにくいです。匿名さんは、似たような意見がずらっと並んだのを読んで、「もう同じような意見はいい!」と思われたのでしょう。それは「同じような意見を書いちゃってすみません」と謝るしかありませんけど。

個人的には、ここの掲示板を読んで賛成する意見はたくさんありますが、それ全部にいちいち「その通り!」と匿名さんのおっしゃる「右に倣え」のレスをつけているわけではなく、一生ママさんのご意見に強く同意を感じたからそのような趣旨のレスをしました。

> そういう排他的なところも育児を通して子供に伝わるもんなんじゃないでしょうか。


排他性は強い信念の副産物ですからね・・。それは親が気をつけるしかありません。

> 誰かが言った意見に「そうよ、そうよ」と右倣えしてその意見ごと抹消する・・・なんだかミニ版いじめの世界みたいで。


トピ主さんは、記事が掲載された編集部に手紙を書こうとしているので、それは建設的な議論を展開しようとしているのであり、田中喜美子さんの意見を抹消しようとはしてないのでは?このスレッドを読んだ人たちが自分の育児を振り返ったり、パートナーと意見を交し合ったりするのは親にも子にも有益なことだと思います。プライベートな個人をネット上で批判してたらいじめかもしれませんが、田中さんは公の人で、「私の意見を聞いてください」と、本まで出版しているので、それについてここで意見がかわされるのは(たとえ否定的なものでも)いじめじゃないと思います。

蛇足ですが、先進国の晩婚化・少子化は洋の東西を問わず、世界的な傾向なので、それだけを考えても、田中さんの「日本的な母子密着が少子化の原因」という意見は議論としては弱いものに思われます。

> 育児っていろんな考えがあって、どれが正しくてどれが間違ってるということは誰にもわからないもんなんじゃないですか。
> アメリカ式だの日本式だの、どれをどう選んでも自分がそれで楽になった、楽しくなったと思えればいいわけで・・・


基本的にはそうですよね。でも、どんな育児法でもまったく同じ結果が生まれるかはわかりません。少しでも子どもと親のために有益な育児法を、と思っていろんな学者が研究したり、親がそういう人たちが書いた本を読んで勉強したりするわけです。どんな育児法が優れている、またはそうでないかを語るのは、すばらしいことで、万人が「人は人、自分は自分」と、意見を交わさなくなってしまったら、ネガティブな結果が生まれるかもしれません。そして、このサイトも掲示板も意味のないものになってしまいます。

> その著者自身がどういう思いで書かれたかは別として、それを読んで実践して楽になった、楽しくなったという人が少なからずいたからこそ、それだけ大々的にもてはやされているという事実も否めないことでしょう。


大々的にもてはやされてるのかは疑問ですが、もしそうなら、それに危機感を感じる親たちが、こうして意見を交換し合うのは異議のあることです。

> 子供をほっとくというのも、ネグレクトとはまた違ったまさにいい加減の子供との距離を保つという意味では大事なことかもしれません。(ネグレクトは育児の上ではよろしくないでしょうけどね)


そうですね。それに反対するお母さんはここの掲示板にもあまりいらっしゃらないと思います。

> モノを読んでどう捉えるかも人それぞれですけど、あまりにも怒りのためか極論を述べられているように思えました。


どの辺りが極論のように感じられたか、教えていただけたら勉強になります。

> 怒りに捉われてそれぞれの育児方の本質を見失ってはもったいないような気がしますよ。


う~ん。もう少しわかりやすく説明していただけるとありがたいです。ちょっと抽象的で、何をおっしゃりたいか分かりにくいです。

No.6126 06月21日(Mon) 08:33 投稿者名:ヒッキー 1歳3ヶ月 ♀
■ Re^2: 「母子密着と育児障害」について
 こんにちは。

 私は正直匿名さんのような意見が出ることを楽しみにしていました。でもその意見が新聞記事に対してではなく、投稿した私たちに向けられていることと、匿名になさっていることが少し残念に思いました。

 よろしかったら、新聞記事に対するご意見を聞かせて頂けませんか。

No.6143 06月21日(Mon) 13:47 投稿者名:ふにゃこ 3y0m♀ 11m♀
■ Re^2: 「母子密着と育児障害」について

> 投稿して「その考え間違ってます」と説いたところで結局は自分が思う自分の育児論を述べるだけですよね。
> そういう排他的なところも育児を通して子供に伝わるもんなんじゃないでしょうか。
> 誰かが言った意見に「そうよ、そうよ」と右倣えしてその意見ごと抹消する・・・なんだかミニ版いじめの世界みたいで。


権威ある?人の意見がマスコミの力を使って広がるわけですから、一般人が「そうではないのでは?」と異論を展開することが排他的でしょうか?そのこと自体が、様々な意見の交換を排除することにはなりませんか?異論をぶつけあうところに、新しい考えが生まれることもあるし、異論を出し合うことってとても大切だと思いますよ。それに、「そうよ、そうよ」と言いながらその意見を抹消しているわけではなく、たまたま似たような意見の人が書き込みをした、それだけではないですか?そもそも、「みなさんはどう考えますか?」というスレッドだったわけで、異論があるならなにも匿名など使わずにレスしたって全然構わなかったのではないですか?同じような意見が並べば、異論を書きづらくなることはあるかも知れませんが(私は一向に平気です)、意図してそうなったわけでもなく、どのへんが「いじめ」みたいなのか私には理解出来ません。ただ、匿名さんがそういう雰囲気に違和感を覚えたのは事実ですから、どうせならきちんとHNで書いてくださればこそ、話し合いにもなりますが、匿名の書き込みというのは言いっぱなしのヤジみたいなもので、議論の質を著しく下げてしまいますよ。もしも私のこの書き込みに匿名のままレス頂いても、私はこれ以上は続けることをしませんし・・。そもそも、いろんな意見を限られた条件の中で出し合う場ではないのですか?記事に怒りを覚えたら勝手に投稿でもして、こんなところでは井戸端会議みたいなことはすべきではない、というふうに聞こえますが・・。

No.6163 06月21日(Mon) 17:50 投稿者名:匿名
■ Re^2: 「母子密着と育児障害」について
ここを井戸端会議となさるのなら匿名だろうが何だろうがよろしいのでは?別にHNを入れなくてもアイデンティティーは確立してるでしょう。
これまた主題とはずれていると怒られそうな内容で申し訳ないですが・・・
私自身、皆様のご意見に対して個人的中傷をしたわけではありません。
皆さんそれぞれが自分の育児に対して信念を持っておられるからこそその記事に反発したり不快に思ったりするんですよね。
それはもっともなことですし、自分の意見を持つというのは大事なことです。
別にそれを責めてるつもりはないですよ、そこは誤解のないように。
育児法を見て、それをどう受け止めるかということとそれを実践する(1から10までを鵜呑みにして完璧にそれを実践する)ということはかなり次元が違うことだと思います。
「そうよ、そうよ」と自分の意見に賛成、肯定してくれることを期待して投稿したならそれで消化できることだとは思いますが、
最初からこの新聞の記事に対して不快感を持ってしまえばその方が言おうとしている本質を見抜けなくなってしまうということがよろしくないのではないかと思ったわけです。
第一印象って怖いじゃないですか、もうそれだけでその全てを否定的に見てしまうとその中に含まれてるいい部分もいっしょくたに悪に見えてしまうこともある・・・
この「新米ママのおっぱい入門」のHPに訪れて閲覧している人のほとんどが頻乳、母乳育児推進、乳幼児期のスキンシップを正しいものとしていらっしゃると思いますし、
そういうスタートで新聞記事を見れば嫌悪感や不安感を持ってしごく当然だろうと思います。
でも、新聞記事のような育児方法、考え(価値観)もあるんだなと認めて尊重することも大事なんじゃないでしょうかね。
他人の意見を否定するということは、裏を返せば自分が正しいと正当性を述べるだけになってしまうこともありますよね。
どういう意見があったとしても単に怒るだけではなく、その方が何を言おうとしているかということも含めて相手の言わんとする価値を認めることも大事なんじゃないかなと思います。
そりゃ育児をしていく中でいろんな価値観と出くわして「それってアリ?」とか「それってどうなの?」と人様の育児方法を見て一言言いたくなったり、言えずで悶々とするときだってありますよね。
でも、人様は人様、自分は自分で「そういう考えもあるんだ」と自分とのギャップを認識した上で理解していくことも必要ではないかと思うんですけど・・・。
まぁ、何を私が言ったところでその新聞記事を書かれたご本人がどういう考えや信念、データベースに基づいて書かれたのかがわからないのでこの先の話は堂々巡りでしょうね。

No.6164 06月21日(Mon) 18:39 投稿者名:はろ 3ヶ月 ♂
■ Re^3: 「母子密着と育児障害」について
> 「そうよ、そうよ」と自分の意見に賛成、肯定してくれることを期待して投稿したならそれで消化できることだとは思いますが、


そういう思いで投稿されたのではないと思いますが・・・。

> 最初からこの新聞の記事に対して不快感を持ってしまえばその方が言おうとしている本質を見抜けなくなってしまうということがよろしくないのではないかと思ったわけです。
> 第一印象って怖いじゃないですか、もうそれだけでその全てを否定的に見てしまうとその中に含まれてるいい部分もいっしょくたに悪に見えてしまうこともある・・・


すべてを否定はしていないと思います。
むしろ、どういう内容が書かれてある本なのか読んでみたいと思いましたが。

> どういう意見があったとしても単に怒るだけではなく、その方が何を言おうとしているかということも含めて相手の言わんとする価値を認めることも大事なんじゃないかなと思います。
> そりゃ育児をしていく中でいろんな価値観と出くわして「それってアリ?」とか「それってどうなの?」と人様の育児方法を見て一言言いたくなったり、言えずで悶々とするときだってありますよね。
> でも、人様は人様、自分は自分で「そういう考えもあるんだ」と自分とのギャップを認識した上で理解していくことも必要ではないかと思うんですけど・・・。


皆さん単に怒ってもいないと思います。
人それぞれ色々な意見があることも理解できます。
ただ、色々な意見があるということを知るためにも、新聞記事には1つの育児法の紹介だけでなく、様々な育児法を紹介してもらいたいと思いました。

うまく自分の思いが書けませんが・・・。

No.6165 06月21日(Mon) 19:28 投稿者名:あすは 10ヶ月 おんなのこ
■ Re^3: 「母子密着と育児障害」について
> でも、人様は人様、自分は自分で「そういう考えもあるんだ」と自分とのギャップを認識した上で理解していくことも必要ではないかと思うんですけど・・・。


ここを閲覧されている方々は「そういう考えもあるんだ」という理解をもっているかたがいままでロムをしていたりレスをつけたりしてきた中でもたくさんいらっしゃいますよ。
必要ではないかと思う前に、たくさんのかたがそういった認識をもっていらっしゃいます。
だからこそツリーが長くなっているのではないですか。

> まぁ、何を私が言ったところでその新聞記事を書かれたご本人がどういう考えや信念、データベースに基づいて書かれたのかがわからないのでこの先の話は堂々巡りでしょうね。


堂々巡りでもいいじゃないですか。
相手に不快と感じさせないようなレス以外は自由ですよ。
思った事感じた事悩み、いろいろな相談が飛び交うすばらしい掲示板です。

No.6406 07月04日(Sun) 21:40 投稿者名:あおママ
■ 匿名さんへ
匿名さんのように、人は人 自分は自分と強く割り切って子育てできれば一番いいと思います。
でもここへきている人達は私も含めて自分の子育てがこれでいいのか・・・きっと不安を抱えながらも頑張っている人達だと思います。今回は新聞記事がきっかけですが、何かをきっかけに育児や社会の考え方について議論をかわす事は素晴らしい事だと思いますが・・・。もしここで記事についてマイナス面ばかり議論されている考えるなら、匿名さんも記事に対する議論で参加されてらいいんじゃないでしょうか?そもそもここはそうゆう場だと思いますし・・・。

No.6125 06月21日(Mon) 08:03 投稿者名:一生ママ 2歳11月 男
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
みなさん、短い間にいろいろご意見ありがとうございました。

実はこのHPに投書した時点で、みなさんが私に同意、賛同してくれることはある意味予測ができていました(他のHPならばそうはいかないと思います)。匿名さんが言われるように「自分の怒りを消化」したかっただけ、といえば、その通りです、と認めざるをえません。

普段は投書はおろか、抗議の電話をかけるようなこともしない私が、どうしてここまで一記事に憤りを覚えたのかは分かりません。実はその時すぐさま電話をつかみ、日経の編集部に電話をしてさえいました。大阪にかけたので、東京の記事です、かけ直してといわれ、咄嗟の衝動による抗議は思いとどまったのですが、直接田中さんとお話しようと、PCで「わいふ」について調べている際、思わずこちらに投書してしまったのです。

育児法にはいろいろあり、どれが正しいかは自己選択であると思います。私もさまざまな育児書を読んだつもりですが、その意見に偏りがあるのは確かです(自然育児や粗食、桶谷に傾倒)。それも自己選択だと思っています。主人にも極端と言われることもあります。

でも、母子密着と「甘やかし」はまったく別だと思っています。子供に言われるがまま、「はい、はい」と甘やかすのと、0歳の何も分からない赤ちゃんを抱っこし、その訴えを聞こうとするのは別だと思います。自分の意見を押し付けるのは間違いですが、私はこうして育ててきましたし、その結果、一人で夜寝られない子(最近はラッコのように私のおなかの上に乗って寝付きます!!)になっています。そして、一人で寝てくれたら、とたまに思ったりすることも否定しません。母親だって人間だから、楽な育児をしてもいいと思います。一生懸命育児をしすぎてノイローゼになる人だったいるのですから。
でも田中さんの言う楽な育児は間違った(私にとっては)方向に行きやすいと思うのです。とても怖い方向に。勉強不足でみなさんのようにうまく言葉に表現できないのでもどかしいのですが。

No.6139 06月21日(Mon) 12:05 投稿者名:もんもん 2才2ヶ月♀
■ Re^2: 「母子密着と育児障害」について
もう閉められてしまったでしょうか。
実は、我が家には田中喜美子氏の本が2冊あります。私の母が生協で見つけ、送ってきた物です。読んだときには、自分が信じてきた育児法や、今まで母が送ってきた育児書とタイプが違うことで(母はタイトルで選んで送ってくるので、中身は読んでいないのです)、混乱しました。
田中喜美子氏は、60代1児の母と経歴があり、大学を出られてはいますが、児童心理の専門家というわけではないようです。

田中氏のいう「ガマンのできる子」「言うことを聞く子」に育てる、これは親なら誰でも理想とするところだとは思いますし(ガマンができない、話の聞けない子になって欲しいと思う親はいないと思います)、著書の中にもその通りだと思える部分は多々あるのですが、その為に「先手必勝」で0才から親が主導権を握って育児をするという理論の展開が、突飛に感じたのです。「鉄は熱いうちに打つ」が大事で、「泣いたら抱っこ」「泣いたらおっぱい」は、0歳児が、「親は自分のいいなりに動く人間」であることを理解し、それが幼児期、思春期にも続き、育児をうまくいかなく
する原因である、そうです。
この育児法は、おっぱいをあげたくてその為に日々努力されている、こちらに集っているお母さん方にとっては自分を否定されるような内容が見られるので(実際私も、自分のやり方を否定されたことでやり場のない怒りを覚えました)、毒の強い本だったなと思います。
このトピをきっかけに、もう一度読み返してみたのですが、授乳期に読む
よりは、ショックは少なかったです(断乳済なのと一度読んでるからというのもありますが)。それでも、本を読んだ方が解釈を間違い、「赤ちゃんのためと信じながら、実は自分が楽なだけの育児」をしてしまうことが
ないよう願います。

No.6147 06月21日(Mon) 14:23 投稿者名:どらみ 11ヶ月 ♂
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
私が日常的に行っている頻回授乳や添い寝程度なら、この記事にあるように「大変で
大変でしょうがない」「複数の子は産めない」と思い詰めるようなレベルではないで
すし(むしろ楽しみですらあります。私は)だだこねも子どもってそういうもんだと
思えば、それはそれで苦しいだけの出来事でもないだろうと思います。子どもの成長
と思えば、それも楽しい経験でしょう。

しかし、それも人それぞれ。田中氏はご自分のメソッドで著作や育児塾など手広くご
商売もされておられるわけで、商売の手法としてはこうしたらこうなる!と断言し、
効果がある!とした方が向いているでしょう。(お腹の脂肪に効く!と明言する星の
数ほどあるテレビショッピングのマシンのように)それをチョイスするかしないかは、
やはりそれぞれが決めればいい事にすぎないと思います。

ただ、母親の育て方だけに少子化問題の根本を持ってくるのはどうかなと思いました。
少子化の背後にはいろいろな原因があります。政府の無策も非常に大きな原因です。
ことにこの不景気。これは本当に大きいです。母親の側だけに原因を持ってくるよう
な視点のすりかえだけが、なんとも不愉快な記事だと思いました。

No.6160 06月21日(Mon) 15:55 投稿者名:うさちゃん 1歳5ヶ月 女の子
■ ちょっと別の角度から
私の思うところのほとんどは、みなさんがすでに書いてくださっているので、まだ出ていない点のみ書きます

> (3)添い寝、添い乳は控える(フランスでは44.9%が最初から別々の部屋で寝ている。日本は5.9%)


私は海外で暮らしていますが、欧米人の親子を見ていると、親子関係を大切にしている人たちは中学生ぐらいまで、昼間、非常にベタベタしています(日本人の目からみて)。私は添い寝をしない分のスキンシップを彼らは昼間補っているのだと解釈しています。日本人の場合、幼児期以降、昼間のスキンシップが欧米人に比べると少ないので、添い寝をしないという習慣だけまねてしまうと、スキンシップまったくなし、ということになってしまいます。欧米にはない問題が出てきてしまいます。

>  以上のことを実行できれば、子育てはずっと楽になる。


どんな育児法でも子育ては大変です。欧米人も大変、大変と言っています。

それに少子化は欧米でも問題です。逆に日本に近い子育てをするアジア諸国のほうが子どもが多いことを考えると、少子化の原因を母子密着に求めるのは、まとはずれだと思います。

No.6403 07月04日(Sun) 21:19 投稿者名:あおママ
■ Re: ちょっと別の角度から
私もそれは感じます。
海外の方が父親の育児参加が積極的だったり、一家団欒が大切にされていた・・・スキンシップということから考えると添い寝以外の部分で十分満たされているのかなぁ~という気はします。

No.6162 06月21日(Mon) 16:11 投稿者名:かほママ 4ヶ月♀
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
私も、勉強不足ですが、乳幼児期のスキンシップはとても大事なものだと思います。そのまんまこの記事を受けたら・・・と思うとちょっと恐いなぁと思います。
職業柄、(幼稚園教諭なんです)いろんな研修会に参加して、専門家の先生のお話を聞くんですが、幼児期の母子関係の大切さを必ず聞きます。
母親とのスキンシップが足りなくて情緒不安定になった中学生が、赤ちゃんに戻って(この時から、母子関係に満足してなかったらしいです)母親のおっぱいを吸ったり、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝たり、することで回復していった、という話も聞いたことがあります。そのまま受けて、実行してしまう人がいたら心配ですね。

No.6190 06月22日(Tue) 23:08 投稿者名:R坊 1歳5ヶ月女
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
20日に、トピ主さんの発言を読んだときに、私も、日経なんて新聞がそんな内容の本を紹介するなんて!!、と、お怒りモードになり、「そうよそうよ」のレスをつけようとしました。(結局よゆうがなくてつけられなかったんですけど)

ところが、昨日、毎日新聞6/21朝刊23面に、同書「母子密着と育児障害」を紹介する記事がありました。そのなかには、「男だけを死ぬほど働かせ、子育てを仕事として女性を家庭に縛り付ける社会構造だー」と日本の育児環境を批判する文章を紹介してあります。また、「核家族化が進んだ今、子育てをひきうけるべきは社会であって、母親はただ子どもをかわいがる役を引き受ければよいという主張は、傾聴に値する。」とありました。 この紹介部分に関しては、理解できるなぁと思ったのです。

 で、何が言いたいかといいますと、日経の記事は読んでいないので、十分な判断はできないのですが、本を読まずに、著者に怒りを向けちゃいかんかなぁ、ということです。

本は、読んでみようかなと思います。(ちょっと時間がかかるかもしれないですけれど^^;)

それと、母親が目いっぱい手をかけて(そうすべきだからと)、それによって母親が過度のストレスを抱え込むよりも、もっと気楽に、楽しく育児をするほうが(ママがたくさん笑っているほうが)子どもにはいいかも? という考え方もありますね。

No.6358 07月02日(Fri) 00:48 投稿者名:たあちゃん
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
はじめまして。私も6月19日の日経新聞読んで、ずっとムズムズしてて、今ここにたどり着きました。(随分、日数が過ぎてしまいましたが・・)
私も著書は読んでいませんが、記事を読んで納得ができませんでした。過剰な手のかけ方、過剰ではない育児というものがどの程度かはわからないのですが、いちばん納得できないのが、記事の中にあるグラフの数値から、読み取った著者の意見です。
確かに、%の数字だけみるとわずかな数字の差で、著者の意見(評価)の仮説がでるのかもしれませんが、この数字はきちんと検定して、有意差を出した結果なのでしょうか?(保健師の世界では統計はきちんと数字を検定して評価します。)
私も、この数字を検定したわけではないので、きちんとした評価はできませんが、そんなに数字としての差はないように思います。(検定してから書き込めばよかったのですが・・・、ごめんなさい!!)
でも、10歳と7歳の男児を育てた経験からいうと、「抱いてばかりいた」から、「よく泣く」のではなく、「よく泣く」から、「抱いてばかりいた」と思います。
長男は一人でよく寝てくれましたが、一人目ということで、起きている間は頻繁に、抱っこしたり、スキンシップしていました。
次男は抱っこしていないと、寝てくれない赤ちゃんで、今でもいつの間にか同じ布団に入ってきます。
こんな2人ですが、どちらも「こらえ性がない」タイプではありません。
どういう経過でこういう結果を出したのかは、著書を読まないといけないのですが、記事の見出しだけで、記事の内容を判断することも多々あるので、記事にも問題がないとは言えません。
情報社会の現代、情報に振り回されてはいけないのでしょうが、あまりにも極端な意見は、新聞を含むマスコミは、もう少しあとの影響を考えて、取り上げてほしいですね。
子供は十人十色、育児も十人十色。
「抱っこ」も、抱いていたい「抱っこ」と、しかたがなくする「抱っこ」とありますしね。
「抱っこ」はせいぜい幼児期までしかできませんよね。うちの息子も年長さん頃から、こっちが抱っこしようとすると、逃げていってしまいます。
みなさんのように うまく意見できませんが、私の一意見です。

No.6405 07月04日(Sun) 21:31 投稿者名:あおママ
■ 抱っこ
泣いている赤ちゃんを見て、本当は抱いてやりたいのに抱き癖をつけないために抱くことを我慢するストレス・・・というのを何かで読んで一体子育てってなんなんだろうと考えた事がありました。

No.6404 07月04日(Sun) 21:26 投稿者名:あおママ
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
私はここに書かれていることが、子供を産みたがらない理由だと言うのは全く間違いだと思います。
私は2番以外はみんな逆です。でも、育児に対して辛いとか、手がかかると思った事は一度もありません!
泣いてもほったらかしておくなんてもってのほか!
自分が赤ちゃんだったら、泣いたら抱いて欲しい、隣で一緒に寝て欲しい、上手く寝付けないときにママのぬくもりを感じて安心して眠りたい、絶対にそう思うはずです!!!
抱き癖をつけちゃいけないと言われて育てられてきた子達が大人になって犯罪や虐待が増えて、スキンシップが大事だって言われてるこの時代に何言ってんだって思いますね!
自分がそうゆう育てられ方をしたいかどうか考えて欲しい!

No.6421 07月05日(Mon) 22:08 投稿者名:紗希ママ
■ Re: 記事を見ていませんが、皆さんの意見から
なんでも楽にできればいいですよね。子育ても人生も…。
でも、全て完璧にできるわけではないんですよね。
私は記事も著者の本も見てません。皆さんの意見を見て思った事があります。
それは…。私だけかもしれませんが、身近に相談できる人がいない人にとって、インターネットや新聞記事、テレビや本などは自分の悩みを解決する知識の宝庫です。なかでも新聞やテレビは多くの人が目にするものだと私は思います。(つい最近インターネットをやり始めたので…)インターネットや本は自分が考えを持って見たり読んだりする事が多いと思います。しかし、新聞は自分の考えがなくても自分の中に入ってきてしまう知識だと思うのです。そういう所に著者のくわしい考えをきちんと掲載しないで『こうするべきだ』っというような強いインパクトのある記事を載せるのはどうなんだろうっと思ってしまいました。
何が正しいかは分かりませんが、言葉の少ない情報が散乱してるなっと最近感じます。それ以上に人間関係の希薄さに悲しさを覚えます。
少し道を外れますが、『どうして身近にこういう事を話せる人がいないのだろう』っと思ってしまいました。すみません、余談ですね。思わず書いてしまいました。

No.6425 07月05日(Mon) 22:51 投稿者名:はろ 3ヶ月 ♂
■ そうなんですよね
私もそう思います。
新聞・テレビからの情報って自分で調べようと思ったことでなくても自然と入ってきてしまいますよね。テレビの場合はその番組にもよりますが、テレビ・新聞はかなり説得力があると思います。

私も余談ですが、おっぱいのことや育児のこと、自分なりに調べよう!と思って良かったです。インターネットで調べていなければ、今は間違っていると思うことでもきっと正しいと思ってしていると思うので…

No.6458 07月07日(Wed) 00:43 投稿者名:くまパパ
■ Re: 「母子密着と育児障害」について
今日たまたま書店でこの本を手にとってパラパラっと読んでみましたが
、正直言ってなにを考えているんだ!と腹が立ってきました。語り口も
軽いし、単なる子育てマニュアル本のように感じました。私は今離婚裁
判の最中で子供の親権をめぐって争っています。家内から過保護で気色
悪いとも言われています。そのような状況の中、別居中の3月に1歳半
の双子のお兄ちゃんを水疱瘡で亡くしました。同じ部屋で寝ているのに
家内は死んでいることに翌朝まで気付きませんでした。これは単なる不
注意でしょうか? 子育て本に書いてあるマニュアルはこなせても子供
が死に至ることもあるのです。だれにも気づかれず、小さな体でひとり
病気と戦って息を引き取りました。一番大切なことは子供とべったりす
るということではなく、いつも子供を見守るという姿勢、そして子供が
表現することを受け止めてあげることだと考えています。今お母さんた
ちに言いたいのは、巷に多く出回っている子育てマニュアルに惑わされ
ず、しっかり自分の子供を見守ってあげてほしいという事です。大人に
は真似のできない程、子供は何をするときも手を抜かず一生懸命です。
親が子供に教えているのではなく、逆に私達親が子供達からいろいろと
学んでいるのではないでしょうか。人間対人間という感覚をもって子供
とのつながりを大切にして欲しい。それと子育ては母親だけのものでは
ありません。子供を思う気持ちにあるのは男女の差ではなく、個人差だ
と思います。最近芹沢俊介著「家族という暴力」(春秋社)を読みまし
た。皆さんにも一度読んで欲しいと思います。話が少しずれて申し訳あ
りません。

No.6461 07月07日(Wed) 01:48 投稿者名:あきかよ 9ヶ月女の子
■ 情報選択って難しい・・・・
お子さんの事、本当にショックな事とお察しいたします。
私は第一子を流産していますが、一緒に過ごした時間がなくても
とても悲しく、しばらく泣いていました。
くまパパさんは、ご一緒に過ぎ去れた思い出がある分、
なお、お辛いでしょうね。

私も、現在育児奮闘中の母親ですが、いつも「本当にこれでいいのか」
と、不安に思いながら手探りで育児をしています。
子供に教えられる事もしばしばです。
子供って、私たちが思う以上に自分達に必要な事を
生まれつき知っているのだなと、感心し
また、そのことに感動しています。
そんな中、出来るだけ子供にとって良い事をと、
情報を集め、また、周りからもたくさんの助言・諫言を頂き
選択して行く訳ですが、母親初心者としては
振り回されることもあります。
情報を選択するのは本当に難しい事。
願いは、一つ、子供をいかに幸せにしてあげられるか
(なんて、おこがましいのかもしれませんが)
なのですが・・・・・

それにしても、子育ては自分育てとはよく言ったもの
たぶん子供が生まれなければ、こんなにいろいろ悩む事も、
勉強する事もなかったなと思います。
夫婦ともども、生活習慣の見直しにもなり
一緒に成長していきたいと考える今日この頃です。

話をまた打線させてしまってごめんなさい

No.6473 07月07日(Wed) 23:48 投稿者名:くまパパ
■ 「父子密着」だってありますよ。
そうですね、願いは一つですよね。子供のことで悩めるのも幸せなことなんだなと最近思うようになりました。自分が一生懸命に守るべき存在があるという事が自分自身の生きる意味につながっていると思います。結婚しなくとも子供が欲しいと言う独身女性がいるのもうなずけます。なぜなら子供は自分の分身であって、永遠に命を引き継いでもらう為の大切な存在だからだと思います。先ほどテーマになっている母子密着の本を買ってきました。自分とは異なる意見を聞いてみるのも、自分を見つめ直す意味で良い機会かなと考えたからです。
明日はまた裁判に行ってきます。親権は家内に取られる可能性が大きいのですが、法廷では私の子供に対する想い、母子密着だけでなく「父子密着」もあるんだという事を訴えて行きたいと考えています。「子供は小さな大人だ」って誰かが書いていました。本当にその通りだと思います。相手も生身の人間、見下ろすのではなく同じ目線で向き合っていくことが大切だと思います。「子育て」と言う言葉に振り回されないで、子を育て上げるのではなく「一緒に暮らしている小さな守るべき仲間」と考えてみてはいかがでしょうか。子供に助けられることもあるのですから。


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