プレママ・母乳育児ママ「ねぇ聞いて！」掲示板

　みんみんさんも、ありがとう。粗食のすすめ、早速読んでみますね。
　そこで皆様に教えていただきたいんですが、貧血についてなんです。よさそうなものをチャーハンなどにして食べさせるなど、対策を書いてくださった方もおられましたよね。この件があってから改めて息子を見ると、体が急激に大きくなる前は真っ赤だったほっぺたが、最近はそうならないこと、顔色が白っぽいことが気になりだしちゃって（もともと色白の子ではあるんですが）。
　今は10ヶ月で体重10キロ、身長７４センチです。母乳を一日4回くらい飲んで、離乳食は二回（豆腐入り野菜みそ粥）、おやつに鉄分入りせんべい、豆乳を食べさせています。眼瞼結膜、舌の色は他の子に比べて血色が悪いとは思いません。発達も問題ないです。
　私は母乳のために、鉄のサプリなどを使って、毎日最低12～20ミリグラムの鉄を取っています。
　皆さん、貧血予防にどんな食材をどんな風に使っておられますか？ひじき、小松菜、ほうれん草、モロヘイヤは私も使うようにしています。魚ではどんなものを、どんな風に使っておられるのでしょうか？
　よろしかったら教えてください。

鉄は、１日に腸から吸収される上限というのがほぼ決まっています。健常成人では、１ミリグラムと言われています。かなり必要な状態だとしても多少増える程度だと思います。なので、多量に摂っても吸収はされません。ちょっともったいないかも・・。鉄欠乏性貧血などで、急速に改善させたいときなどは、経口でなく、注射で補うこともあります。注射ですと、数十日分をいっぺんで摂ることができるのです。
お子さんの貧血、気になりますよね。うちの下の子も、やはり10カ月ごろには白っぽい顔していました。生理的な貧血になる時期ではあります。母乳栄養児はそのころに生理的貧血になることが多いです。粉ミルクだと、その点に限って言えば、いつもいつもたくさんの鉄を飲むことができるので、貧血が起きにくいのでしょう。顔が白っぽくなったころには、大人用のサプリメントを少し小さく砕いて直接食べさせたこともあります＾＾；　摂りすぎても問題にはならないですし、必要量はとりあえず摂らせた、という気にはなります。

　吸収率なんですよねえ。
　飲まないよりましかなと思って、お菓子サプリを食べてるんですけど。
　大人サプリ食べさせ計画、いいですね。実は私もちょっと考えてたんです。やってみます。
　母乳栄養児の生理的貧血ってあるんですね。勉強になりました。
　ふにゃこさん、ほんとにありがとうございます。
　

横から失礼します。どうしても気になるので、教えてください。
私も貧血については気をつけています。
ただ私は料理が非常に下手なので、つい妊娠中に服用していた鉄剤にたよってしまっています。

ふにゃこさんが医学に強い方のようなので、教えていただきたいのですが、



１ミリグラムというのは、吸収量ではなくて、通常の食事から１日にとれる量の
ことではないでしょうか？

というのは、私は妊娠中、医師の指示により、鉄剤を１日あたり４００ミリグラム
服用していました。同じ鉄剤を、今は自己判断で（本来は医者にかかるべきですね。
ただ海外在住で、1回かかると保険がなくて万札覚悟なので、つい）、パッケージに
書いてある授乳期の予防量である２００ミリグラムを、立ちくらみ、疲れなどの
症状が強かったので、服用してきました。最近、授乳回数が減ったので、通常の
予防量の１００ミリグラムにしましたが。だから１ミリグラムしか吸収されないと
いうことはないのでは？と思うのですが。

また、上記の量、とりすぎでしょうか？やめると立ちくらみなどの症状が
あらわれるので、適量かなと思っているのですが。

ご存知でしたら、教えてください。

食事から・・という内容がちょっと分からないんですが、鉄は十二指腸の一部からしか吸収されず、生理学の教科書によれば、その吸収量は１日１～３ミリグラムです。食事からにせよ、サプリメントにせよ、吸収量は決まってきます。


鉄の錠剤は基本的にそれくらいの量です。つまり吸収量のマックスに近づけるためにはそれくらいたくさん内服しないと追いつかないということです。一応気になったので、drugus in japanという分厚い薬の本に当たりましたが、100ミリグラムの錠剤と200ミリグラムのものでは、同じ時間経過後の血液中の鉄の濃度が違っているというのです。すなわち、たくさん摂れば吸収量は違ってくる、しかしそれは１日に吸収しうる量を超えない、と言えると思います。100ミリグラム内服したからそれが全て血液中に入るのなら、鉄欠乏性貧血の治療はもっと楽なのでしょうけれど・・。
そして立ちくらみがするということですが、その症状が貧血から来ることが明らかなのであれば、サプリメントはとり続けた方がよいでしょう。たくさん内服しても吸収量が一定以下ですから、注射剤とは違って摂りすぎるということは（常識の範囲内ならば）ないと思いますよ＾＾　可能なら検査データを見ながら調節したいところですね。

ふにゃこさん、専門書にあたってくださったのですね。ありがとうございます。
やっぱり、吸収がそんなに難しいんですね。鉄って。

つたえ聞きの知識でわからなかったところが、ふにゃこさんのわかりやすい
説明ではっきりしました。本当にありがとうございました。