プレママ・母乳育児ママ「ねぇ聞いて！」掲示板

タイトルをみて、ちょっとこの掲示板にはそぐわないのでは？と思われた方もいるかもしれません。
でも、このところ、ずっと思っていたことなのです。
終戦60周年と言うことで、最近、戦争ものの番組がが多いように思います。
特にうちは、NHKをつけることが多いので余計にそう思うのかもしれませんが。
私は、祖母と一緒に暮らしていたので、よく、戦争の頃の話し、疎開していた頃の話し、その時、こども達に食べさせるためにどんな苦労をしたか、という話を聞いて育ちました。
戦争が終わったとき、どんなにうれしかったか、もう2度と戦争しない国になったと聞いたとき、どんなにうれしかったか、というような話もよくしていました。
「なべかまも鉄砲の弾にするって言うので供出したのよ。指輪もよ。あとから考えたら、こっそり隠して1個くらい持っておけばよかったわね～。」「ミシンをね、肩に担いで疎開したの。今みたいなちっちゃいのでなく、大きくて何十キロもあるようなやつ。もう無理だ、ここまでだ、と何度も思ったけど、もったいなくてね～。結局それを売って、ずいぶんそれで食べられたのよ。」」なんて話もありました。
戦争関連の番組の紹介などを見るにつけ、私は、その祖母の話を思い出し、しみじみ思うのです。
こども達に、お腹いっぱい食べさせてあげられることの幸せを。
うちの子たちは、大食い姉妹で、うちは娘2人に食いつぶれるなんてふざけてよく言うのですが、お腹いっぱい食べてニッコリ笑う娘たちを見ていると、涙が出そうになるときすら、あります。
先進国の中では信じられないくらい食物自給率が低い日本です。
将来に対する不安と、今、この子達がお腹いっぱい食べられることの幸せと、お腹いっぱいにしてあげられる幸せと、今、この瞬間にもお腹をすかせて亡くなっていく子や食べさせてあげられない親の悲しみを思うと、胸がいっぱいになります。
それだけなんですが…こんな独り言の話を読んでくださった方、ありがとうございました。

ｋｏｋｋｏさん、私も小さい頃祖母と暮らしていて戦争の話を聞いたことがあります。空襲で亡くなった人の死体をトラックに乗せるのを手伝わされた話など、今でも心の中に残っています。子供心にもう絶対に戦争はしてはいけないと思いました。
うちの長女は好き嫌いが多いのですが、世の中には食べるものがなくて死んでいく子供たちもいるんだから、わがままを言わずになんでも食べなくてはだめよと言い聞かせています。まだ小さくてあまり理解していないようですが、食べ物を粗末にしない人間になってほしいと思っています。

kokkoさん、こんにちは。
私は初めての育児を体験しながら世界観がほんとうに変わりました。
中でも子供を持っていると感じる一番大きなことは「安全に関して」です。
震災や戦争。
今は「この子を抱いてどうやって非難しよう」、「ミルクや飲料水、大人は我慢ができるけれど待ったなしの赤ちゃんを抱えてどうすればいい？」「オムツ等洗濯できない…」と我が身に置き換えると深刻な感情になります。
出産前はこんな「万が一」にも鈍感だった私。
子を持つ親として又、子を守る義務のある母として日々の平和がいとおしく感じます。

日本は表面的には豊かですが、内情を掘り下げて考えると危機感も感じます。
つい先日も大きい地震がありましたが私は丁度震度５強の地域に住んでいます。
とっさに４ヶ月の我が子を抱き寄せうずくまることしか出来ませんでした。

少子化を憂うわりには出産育児環境が粗悪な現状に(これも自分が母になり初めて知る)ため息ものです。
私の地域は保育園が常時平均４００人入園待ち、しかも保育料は東日本一高額です。
子供を預け働きに出ても保育料で相当額持ってかれる…
なんだか話それちゃいましたがこういう問題ってやはり一人一人が意識を高めないといけないですよね。

私は長崎で育ちました。そのせいなのか子供の頃から戦争と平和についていつも考えています。
昨今の日本では非常に危険な政治的動きがあることをみなさんごぞんじでしょうか？現首相の靖国に参拝に象徴されるように日本は右傾化の一途をたどっています。
国旗・国歌法案に始まって、個人情報保護法案や住基ネット、教科書問題、自衛隊のイラク派遣などなど。そして、来年には憲法改正（悪？）それを先取る形での教育基本法の改正（悪？）と重要法案が次々と出される様相を呈しています。慰安の日本が悪くなったのは全部、教育基本法と憲法が人権と自由ばかりを強調したせいだと声高に叫んでいるのです。この二つが変えられると、日本は確実に戦前と似たような国へと進路を変えてしまいます。
なぜならば法律はあくまでも国の基本でありそれに反するものは犯罪者とみなされるようになってしまうからです。思想・心情の自由が侵されてしまいます。
それともうひとつ見逃してはならないのは、この憲法改正のなかで与党は男女平等を見直そうとしていることです。日本の良さが失われたのは家族制度の崩壊が原因だと言う理由で、結婚は両性の意志で・・・と言う部分にメスを入れようとしています。要は、戦前の民法下のような家長制度のようなものを現代的な形で復活させようと狙っているのです。
皆さんも、今騒がれている郵政民営化法案の後の国会に是非注目してみてください。ここに書いたようなことを有権者に面と向かって言う議員はほとんどいないと思いますが、本当の腹の内で彼らが狙っているものを見逃してならないと思います。なかには徴兵制の復活を狙っている某与党と某野党議員もいるのです。
新聞などにも今までも憲法改正に関する各党の考え方や案が掲載されたことがありました。ここ数年が私たちの子供たちの将来の教育や安全を守るターニングポイントなると私には思えてなりません。

kokkoさん、こんにちは。
つい先日、「火垂るの墓」をテレビで見ました。
１９８８年の作品で、その当時は映画館で見たことなど少しは覚えているのですが、可哀想だったな、ぐらいであまり印象に残っていませんでした。
先日は何となく見だしたのですが、途中から涙が出て止まらなくなり、色々なことを考えさせられました。自分が大人になったこと、そして何よりも親になったことでこんなにも見方が変わるんだな、と驚いていたところです。
今私たちはとても恵まれた環境で暮らしていますよね。毎日美味しいご飯をたくさん食べて、息子にもお腹いっぱい食べさせてあげることが出来て、生活に便利なものも溢れるぐらいあって、何不自由ない暮らしをしていて・・・。
いつの間にかそれが当たり前の生活になっていて、それがいかに幸せなことで、恵まれていることなのか、忘れがちになってしまいます。でもそれは決して忘れてはならないことだし、息子にも教えていくことができればと思っています。

みなさん、独り言のようなレスにたくさんのお返事を頂き、ありがとうございます。
本当なら、皆さん一人一人にお返事したいのですが、ちょっと時間がなくなってしまい、まとめてお返事になってしまいました。
お許しくださいませ。

本当に、こどもを持つことで変わることってたくさんあったと思います。
こどもを産んだ以上はこの子たちの将来にも責任を持たなければいけないですよね。
こども達に自分が正しいと思うことをしっかりと伝え、さまざまな情報に惑わされずに、自分自身でしっかりとで考えていかなければならないと思っています。
平和が続くように努力することも、災害などにたしての心構えも、人生の先輩達が残してくれた教訓を生かし、同じ轍を踏まないようにしなければ…。
あぁ、やることいっぱいです。
まずは、災害用のリュック、今度こそ作ります。