プレママ・母乳育児ママ「ねぇ聞いて！」掲示板

まず印象ですが、完全母乳を目指す余り、ご自分に厳しい基準を課している部分と、そうは言っても情報不足のために世間の流れに逆らえずにいる部分とが混在して、それで行き詰まりかけているのかなぁと思いました。混合栄養という名の人工栄養が過半数を占め、赤ちゃんはぷくぷくして丸いもの、というかつての健康優良児という名の肥満児をありがたがっていた過去の遺産のために、１カ月で１キロ増加、３カ月で倍、などというかなりオーバー目な指導を受けることが多いようですが、ＷＨＯやその他母乳育児を目指す団体が示している指標はもっともっとハードルが低いのです。２週間で出生時の体重に戻っている、１カ月で600グラム、５、６カ月で倍で十分としているのです。この基準にあてはめると、けろんぱさん親子の場合はどうでしょうか？あと２、３カ月で1.5キロほど増えれば良さそうですね。そんなに難しいかな？
もちろん体重だけで言えないのは、足りない場合も同様ですから、他の要素も大切です。母乳育児を目指すのならば、体重だけではなく、何をもって母乳が足りないのかを判断する基準を他にも持っていなくてはいけないでしょう。皮膚の張りは？元気は？さらに、母乳の方がミルクよりもローカロリーだという誤解をも解いておかなくてはいけませんね＾＾；　分泌初期の前乳（うすい半透明）は糖分が多く、すぐにエネルギーになりますが、単位あたりのカロリーは若干少ないですが、前乳の後に出てくる白っぽい後乳のカロリーはミルクに負けていないのです。もしも手っ取り早く体重増加につなげたければ、授乳するときに前乳を少し捨てて、後乳が出始めてから飲ませると効率はぐっと良くなると思います。



ミルクは哺乳瓶で飲ませていますか？完全母乳を目指すならば、万一ミルクを足すにしても、スプーンやおちょこで、というのが勧められますが、３カ月だと既にお子さんの方がちゃんと乳首を使い分けている可能性がありますね＾＾；　機嫌が悪い、と言われていますが、もしかしたらお子さんの方が「泣けば哺乳瓶で飲める」ことをちゃんと分かって泣いている可能性も十分ありますね・・。40といえば、３カ月ならば必ずしも少ない量とは言えないと思うのですが（１回の哺乳量ってそんなものかも）、哺乳瓶なら手っ取り早く満幅になるし、パワーの要る母乳なんか適当に済ませておいて・・との見分けているのかもですね。そういうときに、ちょっと気分転換に抱っこでぶらついてみたり、気を紛らせてからまた授乳、というのが完全母乳へ向けての頻回授乳ということなのだと思います。さらに、例えミルクを足すとしても、哺乳瓶ではなく（ちょっと今さらかなぁ・・）スプーンなどにしてみる、あるいは40程度だから、手の空いたときに搾乳しておく、というのも手ですね。40ミルクをのませれば、けろんぱさんの体は40だけ余分に作らなくて済むことになります。先ほど説明したように、ミルクの方がカロリーが高いわけではありませんから、母乳で十分代用できる（逆？）わけです。



私も一人目の時、母乳育児なんて何の問題もなくできるものだと思っていました。多分、肉体的にはできたと思うのですが、それを阻んだのが多くの誤った情報でした。まず母乳を与えてから少しだけ哺乳瓶でミルクを足す、なんていうことになんの疑問も持ちませんでした。よく泣く、体重が増えない、だけを持って母乳不足と勘違いして安易に哺乳瓶でミルクを飲ませた結果、上の子は苦労した挙げ句の人工栄養に５カ月で移行してしまいました。その後二人目のときに、こうしてインターネットを中心に情報を得るようになって、なぁんだ子供にも私にも何の問題もなかったはずなのだ、ただ方法が間違えていただけなのだ、ということが分かり、２人目のときにはとてもすんなりと進みました。哺乳瓶さえも要りませんでした。
けろんぱさんが完全母乳の流れに乗り切れないのも、それは恐らくはエゴではなくて、それを阻むものがあまりにも多いのだと思うのです。もしも一日にして100くらいしかミルクを足していない状況ならば、多分今日からでも母乳だけでいけると思います。あとは、足りないと言って泣いていると思うときにどうするか、が一つの壁でしょうか。足りないと言って泣くなら、また授乳すれば良いのだし、夜間、間があくのなら目覚ましをかけて起きてでも飲ませて分泌を促すのもよいでしょう。１回の授乳にかかる時間はどれくらいでしょうか？もしもあまりに長ければ、10分とか20分で一度切り上げて、小休止してからもう一度授乳する方が、分泌を促すホルモンはたくさん分泌されます。まだまだできる工夫はたくさんあります。エゴだと自分を責める前にできることはあります。
ただ、恐らくこういうご意見も続くとは思いますが、どうしてものときにミルクに頼るのは決して悪いことではないのですよ＾＾　抵抗感は分かります、私にもありますから。でも、ミルクと上手につき合っていく形での母乳育児もあります。